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人物
大石浩之という人間
5歳で磐田に来て、それから40年。この街で育ち、一度は東京で働き、学び、そしてまた磐田に戻って起業しました。介護施設をつくり、住まいをつくり、いまは空き家を暮らしの場に戻そうとしています。批評を外から述べるより、自分の手でつくる。そんな一人の人間の、人となりと歩みを書いてみます。
はじめに

5歳で磐田に来ました。それから40年。この街で育ち、東京で働き、ビジネスを学び、磐田に戻って起業しました。市内3拠点に介護施設をつくり、住まいと雇用を、ささやかながら生み出してきました。
いま力を注いでいるのは、磐田の空き家を、もう一度誰かの暮らしの場に戻すこと。なぜここまで「つくる」ことにこだわるのか。これから何を残せるのか。私の歩みを、少しだけ覗いてみてください。
人となり ―― どんな人間か
ひとことで言えば、「つくる人」です。足りないものを外から批評するより、自分の手で場所や仕組みをつくり、そこで人が暮らせるようにしてきました。一度は東京へ出ましたが、磐田に戻ってきたのは、この街にまだ可能性があると信じているからです。
現場に立ってから、考える
介護施設をつくる。住まいに困る人の受け皿を用意する。空き家をもう一度、誰かの暮らしの場に戻す。どれも、机の上の計画だけでは動きません。実際に建て、人を雇い、入居者やそのご家族と向き合い、うまくいかないことに何度もぶつかりながら、少しずつ形にしてきました。だから私は、正しく見える理屈よりも、現場でほんとうに起きていることを信じます。
45歳で、学び直した
事業を続けながら、2023年に中央大学法学部(通信教育課程)を卒業しました。20年ぶりの大学卒業です。決して楽ではありませんでした。それでも学び直したのは、現場で感じてきたことを、制度や法律という言葉で語れるようになりたかったからです。「気持ち」だけでは、物事はなかなか変わりません。仕組みを変えるには、仕組みの言葉が要る――そう考えています。
困っている人を、例外にしない
不動産や介護の現場では、制度のすき間で立ち止まってしまう人に、何度も出会いました。保証人がいない、相談先がわからない、声を上げるのが苦手――そうした「少数に見える困りごと」の中にこそ、これからの地域が向き合うべきことがあると思っています。数が多いか少ないかで、人を後回しにはしたくありません。
世代を、分断しない
私は高齢者住宅の運営者であると同時に、子育て中の父親でもあります。だから「高齢者か、子どもか」という二択には立ちません。お年寄りが安心して暮らせることと、子どもがのびのび育つことは、どちらも「安心して暮らせる磐田」という同じ土台の上にあります。
派手さより、続くこと
一度きりの取り組みや、誰か一人の頑張りに頼る仕組みは、長続きしません。人が代わっても回り続けること。無理なく支え合えること。目立たなくても、続いていくものを残したい。こんな磐田にしたいという思いを、大きな声で叫ぶのではなく、日々の小さな実践で一つずつ形にしていく。それが、私の変わらない信念です。
歩み
高齢者住宅をつくる。住まいに困る人の受け皿を用意する。不動産や福祉の現場で、できることを一つずつ形にする――そうした実践を、磐田で重ねてきました。事業者としては、磐田・袋井で不動産売却支援(富士ヶ丘サービス)や高齢者向け住宅の運営に携わっています。
同時に、地域の記録と発信も続けてきました。磐田の歴史をたどる磐田物語、暮らしの困りごとをまとめる磐田ライフハック。暮らしと住まいの現場で見聞きしてきたことが、まちのこれからを考えるうえでの土台になっています。
2023年3月には、20年ぶりの大学卒業として中央大学法学部(通信教育課程)を修了し、学士(法学)を取得しました。制度や法の視点も、現場の実感と合わせてまちのこれからを考える土台にしています。





※ 本サイトは地域への意見発信を目的とした個人サイトであり、事業への営業誘導を目的とするものではありません。
5つの経験
考えや主張の前に、その人が何を大切にしてきたのか。「こんな磐田にしたい」という思いの根にある、5つの経験です。
1. 判断基準 ―― 大切にしている5つの軸
考えや主張の前に、その人が何を大切にして判断するのか。現場で培ってきた考え方を、5つの基準として整理しています。
- 現場を見てから考える。机の上で正しく見えることが、現場ではうまく動かないことがあります。まず現場に立ち、そこで何が起きているのかを見ようとします。
- 困っている人を例外扱いしない。制度のすき間にいる人を脇に置かない。少数に見える困りごとの中に、これからの地域が向き合うべき課題があります。
- 批判で終わらせず、使える形にする。制度に課題があるなら、どうすれば地域で使える仕組みにできるかを考えます。
- 世代を分断しない。高齢者支援と子育て支援は、どちらも「安心して暮らせる磐田」をつくるための土台です。
- 続く仕組みをつくる。一度だけの取り組みではなく、人が代わっても続く仕組み、無理なく支え合える関係をつくることを重視します。
判断基準は、「誰のために、何を、どう続けるか」にあります。
2. なぜ政治に関わるのか
高齢者住宅をつくる。住まいに困る人の受け皿を用意する。不動産や福祉の現場で、できることを一つずつ形にする。そうした実践を重ねてきました。一方で、個人や一事業者の努力だけでは届かない課題も見えてきます。制度の使いにくさ、相談先の分かりにくさ、支援が必要な人ほど声を上げにくい現実。そこに向き合うには、地域全体の仕組みを変えていく視点が必要です。
困りごとは、市役所の窓口にたどり着いた瞬間に始まるわけではありません。家賃の不安、親の介護、子育てと仕事の両立、頼れる人が近くにいないこと。そうした小さな不安が積み重なって、暮らしは不安定になります。
子どもたちが育つまちとして、磐田は安心できる場所であってほしい。高齢になっても、子育て中でも、働き方や国籍や家族の形が違っても、暮らしの土台を失わずにいられる地域であってほしい。政治は遠いものではなく、日々の暮らしを支える土台です。その土台を、現場を知る一人として、父親として、地域の一員として考え続けたい。それが、私が地域のこれからに関わろうとする理由です。
3. 1,469票からの再出発
2025年4月20日投票の磐田市議会議員選挙。新人として挑戦し、1,469票をいただきました。当選には届きませんでした。それでも、その数字は終わりではなく、次に向き合うための出発点だと考えています。
一票は、ただの数字ではありません。仕事や家庭の合間に考え、投票所へ足を運び、名前を書いてくださった方がいる。その重みを忘れません。同時に、当選に届かなかったという結果から目をそらすことはできません。伝え方は十分だったのか。地域の声をどこまで聞けていたのか。どれだけ分かりやすく伝えられていたのか。そこから学び直します。
変えること――もっと地域の声を聞くこと。難しい言葉ではなく、暮らしの言葉で伝えること。初めての方にも届く形にすること。
変えないこと――現場から考えること。困っている人を置き去りにしないこと。批判だけで終わらず、使える仕組みをつくること。
1,469票は、地域から受け取った宿題です。すぐに答えが出るものではありません。だからこそ、日々の活動を通じて、もう一度、信頼を積み重ねていきます。結果を受け止める。学び直す。もう一度、地域の中でつくり続ける。
4. Q&A ―― はじめての方へ
Q どんな仕事をしてきた人ですか?
高齢者の住まい、地域の住まい、不動産に関わる事業を通じて、磐田の暮らしの土台づくりに取り組んできました。
Q なぜ住まいの課題に関心があるのですか?
住まいは生活の出発点だからです。安心して眠れる場所があることは、働くこと、学ぶこと、子育てすること、介護を受けることの土台になります。
Q なぜ地域のこれからに関わろうと思ったのですか?
現場でできることを続ける中で、一事業者だけでは変えきれない課題が見えてきたからです。
Q 子育て中の父親として、磐田をどう見ていますか?
子どもたちが安心して育ち、親も孤立せず、高齢になっても暮らし続けられるまちであってほしいと考えています。
Q 2025年の市議選から何を学びましたか?
思いを持つだけでは届かないということです。何をしてきたのか、何を大切にしているのかを、もっと地域の言葉で伝える必要があると感じました。
Q これから何を大切に活動しますか?
現場を見ること。声を聞くこと。困っている人を例外扱いしないこと。そして、磐田で続いていく仕組みをつくることです。
5. 磐田の課題を、現場から考える
私が語る地域課題は、抽象的な理想論ではなく、現場で見てきた暮らしの実感から始まります。
- 磐田で「住まいに困る」とはどういうことか ―― 高齢、収入、家族構成、保証人、国籍、病気や障がいなど、住まいを借りる・維持するうえで壁になる事情。
- 高齢者住宅の現場から見える家族の変化 ―― 離れて暮らす家族、働きながら支える家族、相談先が分からない家族。
- 子育て世帯が安心して暮らすために必要な受け皿 ―― 保育や教育だけでなく、住まい、仕事、移動、相談、地域とのつながり。
- 外国籍住民と住まいの課題 ―― 言葉、契約、保証人、地域との接点など、見えにくい壁。
- 空き家と地域の安全網 ―― 空き家は問題である一方、使い方によっては地域の資源にもなる。不動産と福祉をつなぐ視点で。
- 支援につながる前の孤立をどう防ぐか ―― 困っている人ほど声を上げにくい。窓口に来る前の不安をどう見つけ、どうつなぐか。
これらの経験と課題認識は、こんな磐田にしたい(暮らしの6テーマ)と磐田AI活用構想につながっています。ご意見はお問い合わせから、直接のお話は面会予約からどうぞ。