Q. 机や電源は自動で付く?
第16回産業振興フェアinいわたの出展者資料は2026年9月30日公開。机・椅子・100V電源は申請分のみで、台車は各自用意します。一般搬入は11月12日9〜17時、搬出は14日15時30分〜19時。大型・屋外展示は別指定を確認してください。
出展者マニュアルは、10月2日の説明会にも使う資料
磐田商工会議所は2026年9月30日、第16回産業振興フェアinいわたの出展者向け資料を公開しました。出展者マニュアル、システムパネルの利用資料、宅配便による荷物搬入の注意事項の3種類です。10月2日開催の出展者説明会でも使用する資料と案内しています。
大石浩之(磐田市/不動産業)です。私は、地元の企業が技術や仕事を見せ、商談のきっかけを作る場を歓迎します。その機会を使う小さな事業者にとっては、当日の説明役と、設営して荷物を運ぶ人が同じことも想定されます。準備の抜けを減らし、本番の会話へ時間を残したいと思います。
この記事は、新しい出展申込みを募る案内ではありません。すでに出展が決まり、机や電源、荷物の運び方を確認する担当者向けです。10月2日は説明会の日付であり、フェア本番の開催日として紹介しないようにします。

机・椅子・100V電源は、申請分だけ用意される
商工会議所の出展者マニュアル2ページには、長テーブル、椅子、100V電源は申請分のみ用意すると書かれています。ブースがあるから机も電源も自動的に付いてくる、という扱いではありません。出展申込みと付属品の申請を、同じ一件の作業として済ませたつもりにならないでください。
長テーブルの寸法は幅1,800ミリメートル、奥行450ミリメートル、高さ700ミリメートルで、白布付きと記載されています。100V電源は2個口のコンセントです。ただし、2個口という表示だけで、持ち込む機器を何でも同時に使えると判断することはできません。必要な容量や使い方は事前に確認してください。
私は、机の奥行450ミリメートルを、展示物を置いた後に手元へ残る場所として考えます。資料や名刺を置くつもりなら、展示品の奥行と一緒に並べてみる。寸法を知って終わらず、当日の説明をする人がどこへ手を置くかまで見ると、追加の台が要るかを判断しやすくなります。
電源も、機器名だけでなく、何台をどう使うかを申請記録と照合したいところです。映像を流す機器、照明、実演の機器では、準備の確認項目が変わります。私は、説明会へ行く人が社内の申請内容を持っている状態にしておくのが先だと考えます。
ブースの寸法と横パネルは、番号ごとに確かめる
マニュアルは通常ブースの仕様だけでなく、寸法が異なるブースや、横パネルがないブースも示しています。ロビーのC-1〜C-5についてはシステムパネルを使うため、別資料を確認するよう案内しています。自社の番号がどの仕様に当たるかが、装飾を考える前の確認です。
大きなポスターを先に作ってから壁を探すと、貼れる場所が想定と違う可能性があります。通常ブースの図だけで全ての配置を決めず、番号、間口、奥行、パネルの有無を自社の割当てと突き合わせてください。システムパネルの使い方も、他のブースと同じと決めないことです。
設営に必要な備品は出展者で用意し、主催者側や会場では貸し出さないとマニュアルにあります。スポット照明も、必要なら各自用意する扱いです。装飾品や器具を来場者の通路へ置かないという注意もあります。足りないスペースを通路で補う計画にはできません。
磐田の企業の特徴を考える入口は、磐田の産業の強みについての記事にもあります。何を見せるかという商談の設計と、どう安全に置くかという設営の設計をつなげて初めて、展示が相手へ伝わる形になると私は考えます。
一般搬入は11月12日、搬出は14日午後
一般の搬入・設営は2026年11月12日9時〜17時です。撤去・搬出は11月14日15時30分〜19時です。マニュアルは大型展示と屋外展示に別の指定日時も設けています。一般枠の時間を全出展者へ一律に当てはめることはできません。
大型展示は11月11日の指定時間、屋外展示は11月12日の個別時間が記載されています。搬出にも別指定があります。該当する企業は、自社の出展番号の行を確認してください。この記事では個別企業の全ての指定時刻を転載せず、原表へ戻って確認する扱いにします。
屋外展示会場はアミューズ豊田の正面玄関西側と明記されています。屋外だから室内と同じ入口でよい、ということにはなりません。搬入時には係員の誘導がある旨も書かれています。車両と荷物の条件を、会場に着いてから初めて相談する段取りは避けたいところです。
私は、予定表を搬入と搬出の2行で終わらせません。積込みをする人、現地で受け取る人、片付け後に戻す場所も一緒に書きます。これは主催者の指定ではなく、社内の確認案です。展示会が終わった後の荷物まで担当を決めておくと、商談の連絡をする時間も確保しやすくなります。
会場に台車はない。重い展示品は事前届出
マニュアル5ページは、会場内に運搬用の台車がないため、必要なら各自で用意するよう求めています。小さな注意書きですが、当日の作業へ直接響く条件です。荷物を車に積めることと、車から展示場所まで運べることを分けて確認してください。
重量100キログラム以上の展示には養生が必要で、あらかじめ届出を求めています。養生は床などを保護する準備です。重量だけを記録して終わらず、寸法、運び方、持ち上げる道具など、主催者へ相談する材料を整理しておくと話しやすくなります。
宅配便を使う場合も、別紙の注意事項を読むよう案内されています。会場の住所へ送れば受け取ってもらえる、と自己判断しないでください。到着の条件や荷物の扱いを別資料で確認する必要があります。今回の記事では、その別紙の条件を未確認のまま具体的な配送指示へ置き換えていません。
私が意外に感じたのは、台車の有無が展示の説明資料と同じくらい準備の成否を左右することです。立派な展示物があっても、運ぶ道具を忘れれば担当者はそこで止まる。商談の場へ出る準備は、名刺と資料だけでは完了しません。
事前公開を評価し、小さな会社が回せる準備へ
商工会議所が説明会前に資料を公開した点を、私は評価します。良い点は2つです。1つ目は、社内の申請と照合してから説明会で質問できること。2つ目は、通常と異なるブースや荷物の条件を先に見つけられることです。担当者一人の記憶に頼らず、関係する人と同じ資料を読めます。
そのうえで、私が一事業者として望むのは、自社に必要な確認を抜き出しやすい案内です。机や電源の申請、個別の搬入時間、台車の持参を別々に読み落とすと、当日の仕事が増える。本文を短くするだけでなく、出展番号と申請内容に沿って確認できる一覧があると助かります。
私は、全てを主催者に用意してほしいとは考えていません。自社で準備する物がはっきりすれば、借りるか買うか、誰が運ぶかを前に決められます。一方で、どこまで準備できているかは、出展したという事実だけでは分かりません。申請記録を見ないまま大丈夫と言い切れないのが、私の迷う部分です。
企業向け大学情報交換会の準備でも、参加前に聞きたいことを整理する考え方を扱いました。展示会の説明会も、資料を初めて眺めるだけの時間にせず、自社の未確認事項を一つ減らす時間として使いたいと思います。
今日、出展番号と申請控えを同じ場所へ
出展準備を担当する人が今日できるのは、出展番号、付属品の申請控え、持込機器と荷物の一覧をそろえることです。私なら、机・椅子・電源を申し込んだ数と、実際に使う数を横に書きます。差があれば、変更できるかも含めて主催者へ確認します。追加できるとは決めつけません。
地元企業の企画を考える機会には、天野春果氏の講演会案内もあります。ただ、学ぶ予定と出展の作業日程は別に管理したい。担当者の手が一つなら、準備を抱えすぎないことも商談の質を守る条件だと私は考えます。
最後に一言。地元企業が顔を合わせる機会はありがたい。でも、小さな会社は台車一台の手配漏れでも人が止まる。私は、机と電源と搬入の確認を先に片づけ、アミューズ豊田では自社の仕事を説明する時間を残したいと思います。
よくある質問
Q. 机や電源は自動で付く?
長テーブル、椅子、100V電源は申請分のみを用意するとマニュアルに記載されています。出展が決まっただけで必要数がそろうとは考えず、申請控えと持込機器を照合してください。電源の2個口という表示だけで使用できる総容量は判断できません。必要な機器や使い方、申請の変更が可能かについても主催者へ事前に確認してください。
Q. 台車を借りられる?
会場内に運搬用台車はなく、必要なら各自で用意するよう案内されています。車からブースまでの運搬も含めて計画してください。100キログラム以上の展示には養生が必要で、事前届出を求めています。宅配便による搬入は別紙の注意事項を確認する扱いです。荷物を会場へ送るだけでよいと自己判断せず、方法と条件を確かめてください。
Q. 搬入と搬出はいつ?
一般の搬入・設営は2026年11月12日9時〜17時、撤去・搬出は11月14日15時30分〜19時です。大型展示と屋外展示には別の指定日時があり、自社の出展番号に対応する原表を確認する必要があります。10月2日は出展者説明会の日で、搬入日ではありません。問い合わせ先は磐田商工会議所0538-32-2261です。
出典(2026年10月確認)
2026年10月1日確認。制度・日程・金額・営業状況は変更される場合があります。最新情報と個別条件は公式の担当窓口へ確認してください。建築など専門的な個別判断は担当の専門家へご相談ください。

