Q. 磐田の会社も申し込めますか。何を準備すればよいですか?

浜松地域企業と大学など就職支援担当者との情報交換会は2026年12月9日、アクトシティ浜松で開催予定です。磐田商工会議所会員企業も対象。1人5,000円、1社2人まで、申込期限は10月30日。公式の定員欄は140人に拡大されていますが、旧人数の記載も残るため受付状況を確認してください。

名刺の枚数より、伝える採用条件を決める

大学などの就職支援担当者と会う情報交換会は、学生に自社の仕事を知ってもらう接点を作る場です。

大石浩之(磐田市/不動産業)として、磐田の小さな会社が大学へ話を届ける機会を歓迎します。ただ、申し込む前に「何を伝えるために行くか」は決めたいと思います。

私なら、名刺を何枚配るかより、採用条件をどこまで具体的に伝えられるかを先に考えます。社名を知ってもらえても、仕事の内容や勤務地が曖昧なら、次の話が続きません。これは私の準備に対する考えで、今回の会に参加した体験や採用実績の報告ではありません。

今回の正式名称は「浜松地域企業と大学など就職支援担当者との情報交換会」です。名前に浜松とありますが、磐田商工会議所会員企業も含まれます。磐田市の理系採用説明会とは別の催しです。話す相手が学生本人なのか、大学の担当者なのかを分けて準備します。

12月9日、会場はアクトシティ浜松

浜松商工会議所の公式案内によると、開催日は2026年12月9日(水)、全体の時間は13時〜17時です。会場はアクトシティ浜松コングレスセンター3階の31・32会議室。住所は浜松市中央区板屋町111-1で、磐田市内の会場ではありません。

大学側が固定席に着き、企業担当者が希望する大学のブースを訪ねる形式です。ブース訪問は、第1部が13時30分〜15時、第2部が15時15分〜16時45分と案内されています。申込時に希望時間帯を記入し、未回答の場合は主催者側で調整するとの説明があります。

参加費は税込で1人5,000円、1社2人まで。申込期限は10月30日(金)で、申込先着順です。公式ページ下部から申し込み、受付後1週間以内に担当者宛てに請求書をメール送付する流れが示されています。参加確定後には、運営会社から企業用登録シートが送られ、記入・提出が必要です。

大学の予定一覧には、静岡産業大学や静岡理工科大学などが載っています。掲載一覧は8月20日時点で32ブースとされ、参加大学等は変更される場合があります。

磐田にゆかりのある大学名だけで行き先を決めず、自社の職種について何を聞けそうかまで考えたいところです。

定員欄は9月10日に120人から140人へ拡大したと記されています。ただし、本文の入替説明や締切の注意事項には120人という旧記載も残っています。

2026年9月24日に確認したこの記事では、定員欄の140人を採ります。時間帯別の受け入れ人数や空席数は推測しません。

申込前に、一枚にできる採用情報をそろえる

情報交換会へ向けた会社側の準備として、私は仕事内容、勤務地、勤務条件、育成方法、次の連絡先を一枚に整理する案を勧めます。これは主催者の必須書類とは別の、面談用の準備案です。正式な企業登録シートは、公式ページの見本と届いた案内に従ってください。

仕事内容は「幅広く活躍できます」で止めず、入社後に最初に担当する作業から書きます。例えば営業職でも、顧客へ出向く仕事か、店頭で相談を受ける仕事かで生活の想像が変わります。具体例を一つ出せるだけでも、大学担当者が聞き返す材料になると私は考えます。

勤務地は「磐田市内」だけで済ませず、実際の就業場所を確認して伝えます。JR磐田駅からの移動を想定する学生と、自動車で通う学生とでは、確認したいことが異なります。通勤の説明に、まだ確かめていない所要時間や交通手段を足さない。会社として案内できる範囲を揃えます。

勤務条件や育成も同じです。勤務時間、休日、給与、配属、最初に教える担当など、決まっていることを整理します。未定の項目は未定と分けます。その場でよく見せるために約束を増やすより、後日回答できる連絡先を示す方が、小さな会社の信用につながると私は思います。

学生の仕事理解に関しては、磐田のキャリア発見ツアーでも、対象と体験内容の違いを扱いました。今回も、会社見学や職場体験を提案するなら、何を見られるか、誰が対応するか、受け入れ可能な時期を社内で確認してから話したいところです。

企業担当者が大学の就職支援担当者に職務内容の紙を見せて質問する面談場面
記事内容をもとに生成したイメージ。実際の会場や人物の記録ではありません。

大学担当者と直接話せる、二つの価値

私が情報交換会を評価する点は、大学の担当者へ直接質問できることと、複数の大学との接点を一つの会場で作れることです。採用への効果は参加だけでは保証されませんが、普段の募集では確かめにくいことを聞く機会にはなると考えます。

一つ目の直接話せる価値は、会社紹介を一方的に渡すだけでなく、大学側の案内の方法を聞けることです。求人情報を送る窓口はどこか、どの情報が必要か、見学案内を届ける方法はあるか。大学ごとに異なる扱いを、その相手に確かめられる点を私は評価します。

二つ目は、接点を探す移動と日程調整をまとめられることです。自社だけで大学を一校ずつ訪ねる場合と比べ、同じ日に話す候補を並べて考えられます。ただし、すべての希望ブースと面談できる約束ではありません。優先する相手と、混雑時の次候補を決める準備は必要だと思います。

大学へ紹介を頼む前に、会社側の受け入れも整えたいところです。採用後につなぐ雇用支援の相談で扱ったように、採った後の仕事や教え方まで考える視点は欠かせません。今回の面談でも、入社後を説明できることが質問への答えになります。

5,000円を、面談と準備の時間へ置き換える

情報交換会の参加費は1人5,000円です。1社から2人参加すれば、5,000円×2人で10,000円になります。これは参加費だけの計算で、磐田から浜松へ向かう交通費や、事前準備と移動に使う時間は含めていません。

私は、この費用を名刺の枚数で割って良し悪しを決めません。大学担当者に伝える条件を揃え、面談後の連絡方法を一つ確認できるかを見ます。2人で行くなら、一人が説明し、もう一人が質問や記録を担当するなど、役割を決める案があります。人数を増やせば成果も倍になる、とは考えません。

公式案内には、混雑しているブースでは面談が最長5分程度になるとあります。常に5分を確保できる意味でも、すべての面談が5分で終わる意味でもありません。長い会社沿革から話し始めると、聞きたいことまで届かない可能性があります。

私なら、最初に社名・職種・勤務地、次に仕事内容と育成、最後に大学側への質問を置きます。質問は「学生を紹介してください」だけで終えず、「求人資料はどの窓口へ送ればよいか」と次の行動まで聞く。面談後に動ける答えを持ち帰ることに、費用を使う意味を見いだします。

会社が伝える仕事内容と勤務地と育成方法を大学に聞く紹介方法と連絡先に対比する準備図
筆者が提案する面談準備の整理。主催者が提出を義務づける様式ではありません。

定員と、その後の連絡を迷わせない案内がほしい

情報交換会に対する私の要望は二つあります。参加の機会を広げる定員拡大を評価したうえで、新旧の人数を整理することと、面談後の連絡手順を見つけやすくすることです。参加を検討する小さな会社が、判断に使う情報の話です。

一つ目は、公式ページの定員表記を揃えてほしいことです。140人の欄を読んだ後に120人で締切と書かれていると、どちらを前提に申し込むか迷います。問い合わせれば済む話でも、その確認は担当者の時間を使います。人数を増やした告知と、申込上の扱いが一続きに読めると助かります。

二つ目は、会社資料の送り方や面談後の問い合わせ先です。大学ごとに方法が違うなら、その違いを当日に確認できればよいと思います。ただ、運営側が各大学の連絡実務をどこまで揃えられるかは、私にはわかりません。全校共通にするより、各ブースで次の窓口を確かめる方が現実的かもしれないと迷います。

今日の確認は、会員資格と面談の目的

情報交換会へ申し込む前に今日できることは、自社の会員資格、12月9日の参加者、希望する時間帯を確認することです。そのうえで公式ページの申込ボタンと注意事項を読みます。締切前でも受付終了があり得るため、10月30日まで必ず申し込めるとは考えません。

企業登録シートの見本を開き、社内で答えを揃える必要がある項目を洗い出します。取り消す場合の受付期限は12月2日(水)12時とされ、期限後のキャンセルは入金後の返金に対応しない案内です。不明点は浜松商工会議所人材支援課(053-452-2861)へ確認できます。

最後に一言。

磐田の小さな会社が大学へ直接話せる場は、ありがたい。私はそう思います。だからこそ、会社の名前だけ置いて帰る一日にしたくありません。仕事内容と条件を具体的に伝え、次に誰へ何を送るかを確かめる。その準備から、参加費と時間を使う判断をしたいと思います。

よくある質問

磐田の企業の参加条件、参加費、公式ページの人数表記を確認します。

磐田市内の企業も参加できますか?

浜松商工会議所の公式案内には、磐田商工会議所会員企業を含むと記載されています。対象は会員企業です。磐田市内に所在するだけで、すべての企業が対象と判断することはできません。自社の会員資格や申込の可否が不明な場合は、浜松商工会議所人材支援課へ確認してください。会場は磐田市内ではなくアクトシティ浜松です。

参加費と申込期限はいつですか?

参加費は1人5,000円(税込)で、1社2人までです。2人で参加すると参加費は合計10,000円となり、交通費や準備時間は別に考えます。申込期限は2026年10月30日ですが、先着順で期限前に受付が終わる場合があります。公式ページの申込ボタンと注意事項を確認し、申込後は届く請求書の案内に従います。

定員は120人ですか、140人ですか?

公式ページの定員欄は、2026年9月10日に120人から140人へ拡大したと案内しています。一方で、本文の入替説明や注意事項には120人の記載が残っています。この記事では定員欄の140人を紹介しますが、現在の空席数は確認できません。時間帯ごとの受け入れや申込可否は、主催者へ確認してください。

著者・大石浩之の顔写真
大石浩之(磐田市/不動産業・宅地建物取引士)

磐田市で小さな不動産業を営み、実家じまい・空き家・相続・介護に絡む相談を受けています。家計と段取りから考えます。プロフィール

出典(2026年9月確認)

確認日:2026年9月24日。

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