2025年度の国保加入者を分析した数字

磐田市「広報いわた」令和8年10月号12ページは、糖尿病の重症化予防をテーマに、市の国民健康保険加入者の医療費分析を紹介しています。掲載された対象年度は令和7年度、つまり2025年度です。この記事は10月27日に資料を確認しました。

市の掲載値は、100人当たり約6人が糖尿病に該当し、糖尿病にかかる年間医療費が1人当たり約34万円というものです。「約」が付く集計値なので、小数点以下まで正確な割合や金額として扱う数字ではありません。

集計の対象は国民健康保険加入者です。磐田市民全員のうち約6%という読み替えはできません。磐田市の国保決算認定、家計への説明は届くかで扱った国保会計全体の決算とも、今回取り上げる医療費の内訳は別の読み方になります。会計の収支と、特定の病気の医療費を区別して確認できます。

自宅の机で健診書類を広げる手元と眼鏡、無表示の電卓。内容を説明するイメージです。
記事内容をもとに生成したイメージ。実際の人物・施設・作品・現地の記録ではありません。

約34万円は窓口で払う額ではない

広報にある年約34万円は「医療費」として掲載されています。患者本人が医療機関の窓口で支払った自己負担額とは書かれていません。自分や家族が同じ額を請求されるという意味でもありません。

年間の規模を月単位で見るため、34万円を12で割ると、ざっくり月約2万8000円です。これは年間値を12等分した計算であり、各月の医療費や家計の引き落とし額を表すものではありません。医療費総額と家計の支払いを混ぜずに数字の規模を確認するための換算です。

この数字だけでは、一人ひとりの診断内容、治療方法、負担割合は分かりません。自分の支払額を確かめたい場合は、自分の明細や加入先の案内を使う話になります。市内の健康に関する学習機会には磐田の胃がん公開講座、11月29日開催もありますが、別の病気の講座であり、今回の集計と同じ対象を示すものではありません。

対象:2025年度・磐田市国保加入者/該当する人:100人当たり約6人/年間医療費:1人当たり約34万円・自己負担額ではない。図中の日程・条件は本文で確認できます。
一次情報と本文の整理。2026年10月27日確認。

11月14日は、健診結果を見直すきっかけに

広報の同じページでは、11月14日の世界糖尿病デーに合わせた案内が掲載されています。この日付は、今回の記事で新たな診療予約日や申込期限として案内するものではありません。健康について考える啓発の日として紹介されています。

市は医療費分析結果の詳細をホームページで公開していると説明しています。集計を詳しく読みたい方は、市の資料で対象年度と加入者の範囲を確認できます。年約34万円という見出しだけを取り出さず、何を集計した金額かを一緒に読むことで、家計の請求額との混同を防げます。

家庭で今日できる確認は、手元の健診結果の有無と、結果に記載された案内を見直すことです。この記事では数値から個別の診断や治療の要否は判断しません。気になる内容は医療機関へ相談する範囲です。磐田の股関節講座、11月2日から申込など別の健康講座を探す場合も、講座への参加と医療機関での相談は別の機会として予定を立てられます。