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磐田の観光スポットと桶ケ谷沼

/磐田市で暮らす大石浩之(大石ひろゆき)が調べてまとめました。

磐田市は、旧東海道の宿場町として栄えた見付宿の町並みや遠江国分寺跡、ジュビロ磐田の本拠地であるヤマハスタジアム、そして「とんぼの楽園」と呼ばれる桶ケ谷沼まで、歴史とスポーツと自然が同じ市内に共存しているまちだ。天竜川や遠州灘といった水辺の景観も市内から近く、季節ごとに違った表情を見せる。

日帰りで回れる範囲に見どころが点在しているため、半日だけの立ち寄りも、一日かけて史跡めぐりや自然観察を楽しむ計画も立てやすい。この記事では、磐田市観光協会や磐田市公式サイトで確認できる情報をもとに、代表的な観光スポットと桶ケ谷沼の基本情報を、暮らしの目線もまじえて整理する。

磐田観光の早見表

歴史・旧街道見付宿(旧東海道の宿場町)、遠江国分寺跡、市内に残る古墳群
自然桶ケ谷沼(とんぼの楽園)、天竜川、遠州灘
スポーツジュビロ磐田、静岡ブルーレヴズ、静岡SSUボニータ
産業観光ヤマハ発動機コミュニケーションプラザ
桶ケ谷沼ビジターセンター磐田市岩井315/9:00〜17:00/毎週月曜(祝日の場合は翌平日)と年末年始休み/入館無料
問い合わせ磐田市観光協会 0538-33-1222

施設の開館時間・休館日・料金は変更されることがあります。出かける前に磐田市観光協会や各施設の公式サイトで最新情報を確認してください。

磐田市の観光を形づくる三つの顔

磐田市の観光は、大きく歴史・文化、スポーツ、自然という三つの軸で語られることが多い。歴史の面では、江戸時代に東海道五十三次の宿場として栄えた見付宿の町並みや、奈良時代の遠江国府・国分寺跡、市内に900基以上残るとされる古墳群が中心になる。見付宿については、見付祇園祭のような古くから続く祭事も伝わり、今後の活用を地元で話し合う会が開かれるなど、住民を交えた取り組みも続いている。

スポーツの面では、Jリーグのジュビロ磐田をはじめ、静岡ブルーレヴズ、静岡SSUボニータといったプロスポーツチームの拠点があり、試合観戦を目的に磐田を訪れる人も少なくない。産業観光では、ヤマハ発動機コミュニケーションプラザで製品の展示や体験ができるなど、ものづくりのまちとしての一面にも触れられる。温室メロンや白ねぎ、海老芋、しらすといった特産品も、磐田の観光を彩る楽しみのひとつになっている。

磐田市の観光スポットを回る

磐田市観光協会のサイトでは、寺社仏閣や史跡、公園、産業観光施設など幅広い観光スポットが紹介されている。歴史・文化の分野では、市指定有形文化財の山門を持つ西願寺、「東海の苔寺」と呼ばれ小堀遠州作と伝わる庭園がある医王寺、元亀三年の武田信玄と徳川家康の戦いの史跡とされる大日堂など、古い時代の磐田をしのばせる場所が点在する。

自然や季節の景観を楽しみたいなら、3月から4月にかけて花桃が咲き誇るしきじ里山公園や、7月上中旬に黄色い花を咲かせるはまぼうが群生するはまぼう公園がある。オートバイに関心があれば、ヤマハ発動機コミュニケーションプラザや渚の交流館もあわせて訪れる価値がある。磐田駅北口や御厨駅に設置されているジュビロくん・ジュビィちゃんの像も、気軽に立ち寄れる撮影スポットとして知られている。個々の営業時間や休館日、料金は変わることがあるため、出かける前に磐田市観光協会の観光スポット検索ページで確認するのが確実だ。

磐田市の桶ケ谷沼を訪ねる

磐田市東部にある桶ケ谷沼は、「とんぼの楽園」と呼ばれる淡水の沼で、静岡県の自然環境保全地域に指定されている。国内で確認されているトンボの種類の約3分の1にあたる72種がこの沼の周辺で見られるとされ、ベッコウトンボをはじめ、季節によって異なる種類のトンボや冬に訪れる渡り鳥を観察できる。

沼のそばには桶ケ谷沼ビジターセンター(磐田市岩井315)があり、動植物をパネルや標本で紹介する展示ホールのほか、水中生物観察会や昆虫教室、夜間の昆虫観察会などの企画も開かれ、月刊の「センターだより」も発行されている。開館時間は午前9時から午後5時まで、休館日は毎週月曜(祝日の場合は翌平日)と12月29日から1月3日で、入館は無料。電車・バスを使う場合はJR磐田駅から遠鉄バスに乗り「磐田営業所」で下車し、徒歩約20分と案内されている。車での行き方や駐車場の詳細は、施設のホームページ(okegayanuma.com)か電話0538-39-3022で確認してほしい。

現場メモ:現場から

不動産の仕事で磐田市内を回っていると、見付宿のあたりを歩く観光客らしき人を見かけることがある。古い町並みが残る通りは道幅が狭く、車で行くと駐車できる場所を探すのに時間がかかることがあるので、私は近くのコインパーキングをあらかじめ調べてから向かうようにしている。

桶ケ谷沼には、学習支援で関わっている子どもたちを連れて行ったことがある。トンボの種類の多さを説明しても最初はピンと来ない様子だったが、ビジターセンターの展示や実際に飛んでいる姿を見て、帰り道には図鑑を見たいと言い出した子もいた。地元で暮らしているからこそ、こうした場所を「知っているだけ」で終わらせず、実際に足を運んでみる価値を感じている。

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