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/磐田市で暮らす大石浩之(大石ひろゆき)が調べてまとめました。
磐田市で妊娠・出産を控えている方向けに、出産に関わる給付制度や妊婦健診の公費負担、産後ケア事業の中身を1つのページにまとめました。妊娠届を出すタイミングから出産後の産後ケアの申込みまで、流れに沿って整理しています。はじめて磐田市で出産する方にも読みやすいよう、専門用語はできるだけかみ砕いています。
掲載している金額や回数、対象要件は、磐田市の公式サイトで公開されている取材時点の内容にもとづいています。年度によって内容が変わる制度や、名称が変更された制度もあるため、実際に申請する前には磐田市の公式サイトや窓口で最新情報を確認してください。対象になるかどうか迷ったときも、まずは窓口に相談するのが確実です。
| 妊婦健診の助成 | 16回分(多胎妊娠は+5回)を市が補助。医療機関により自己負担が生じる場合あり |
|---|---|
| 妊婦のための支援給付 | 妊娠届出時に5万円、妊娠32週以降の届出で胎児数×5万円を支給(単胎で合計10万円) |
| 産後ケア事業 | 宿泊型は7日まで、通所型・訪問型はあわせて4回まで利用可能 |
| 産後ケアの自己負担 | 利用料金の2割(市が8割を負担)。住民税非課税世帯・生活保護世帯は無料 |
| 初回産科受診料助成 | 住民税非課税世帯などを対象に、上限1万円を償還払いで助成 |
| 相談窓口 | 磐田市こども若者家庭センター(保健師等が対応) |
金額・回数・対象要件は年度により変わることがあります。申請前に磐田市公式サイトで最新情報を確認してください。
磐田市では、妊娠が確認された時点から出産後まで、複数の支援制度が用意されている。中心になるのが「妊婦のための支援給付制度」で、令和7年4月から始まった国の法定給付。母子健康手帳の交付にあわせて妊娠届を出すと1回目の給付として5万円が支給され、妊娠32週以降にあらためて届け出ると、胎児の人数分(1人なら5万円、双子なら10万円)が追加で支給される。単胎なら合計10万円、双胎なら15万円になる。いずれの申請時にも保健師等との面談があり、体調や困りごとを相談できる機会にもなっている。以前は「iぽーと出産・子育て安心事業」という交付金だったが、令和7年3月末で終了し、この制度に切り替わっている。
経済的な事情で出産前の受診が難しい世帯には、初回の産科受診料を助成する制度もある。住民税非課税世帯や生活保護世帯が対象で、実際にかかった費用の範囲内で上限1万円を、領収書をもとに後から支給する仕組み。受診から一定期間内に申請する必要があり、対象要件や必要書類は年度によって変わることがあるため、該当しそうな場合は早めに磐田市のこども若者家庭センターに問い合わせるとよい。
磐田市は、妊婦健康診査の費用について16回分を公費で補助している。双子以上の多胎妊娠の場合は、通常の16回に加えて5回分が追加される。妊娠届を出すと母子健康手帳とあわせて受診票一式が交付され、医療機関や助産院の窓口に、初産・経産の別と出産予定日を記入したうえで提出することで、血圧測定や尿検査、体重測定、超音波検査、血液検査、GBS検査などが公費負担の対象になる。受診の際は母子健康手帳と受診票、健康保険証をあわせて持参する必要がある。ただし医療機関が実施する検査の内容によっては、自己負担が生じることもある。
里帰り出産などで県外の医療機関を自費で受診した場合は、出産から1年未満であれば費用の一部を払い戻してもらえる制度がある。申請には領収書や診療明細書、母子健康手帳、使わなかった受診票、振込先口座の情報が必要になる。転出すると転出日以降は受診票が使えなくなるため、引っ越しの予定がある場合は早めに窓口で確認しておきたい。妊婦健診の受診票は、磐田市に住所がある間しか使えない点も覚えておくとよい。
磐田市の産後ケア事業は、出産後1年未満で医療行為が必要ない母子を対象にしている。施設に宿泊する「宿泊型」、日帰りで通う「通所型」、助産師などが自宅を訪れる「訪問型」の3つの形があり、体調や家庭の状況に合わせて選べる。宿泊型は7日まで、通所型と訪問型はあわせて4回まで利用できる。市内の産科施設に加え、浜松市や袋井市、掛川市の提携施設でも利用でき、里帰り先での利用も可能。流産や死産を経験した方も、希望すれば利用できる制度になっている。
自己負担は利用料金の2割で、市が残りの8割を負担する。住民税非課税世帯や生活保護世帯は無料になり、双子など多胎児の場合は2人目以降が無料になる。申込みは利用したい日の2か月前から1週間前までの間に、電子申請または窓口で行う。感染症にかかっている場合は利用できないなどの条件もあるため、心身の負担が大きくなりやすい産後の時期に備え、出産前のうちに利用できる施設や手続きの流れを確認しておくと安心につながる。
学習支援の教室に通ってくる子どもたちの送り迎えを見ていると、下にまだ赤ちゃんがいる家庭の負担の大きさに気づかされる。共働きで、上の子の塾の時間と下の子の授乳や健診の時間が重なり、祖父母に頼れない家では、母親が一人でほとんど回している場面によく出くわす。不動産の仕事で子育て世帯の引っ越し相談を受けるときも、産後ケアや健診の話が出ることは少なくない。制度があることと、それを使う心の余裕があることは別だと感じる。まずは窓口に一度電話して、自分の状況で使える制度を確認するところから始めてほしい。困っているときほど、一人で抱え込まずに相談してほしいと思う。
妊娠中の支援から、手当、預け先、遊び場まで。
2026年8月12日時点で確認した情報です。制度・料金・日程は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の最新情報をご確認ください。
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