導入——玄関を開けた瞬間に、分かることがある
今日は8月12日、水曜日。お盆です。
私は磐田で小さな不動産業をしています。実家じまい、空き家、相続、そして介護。人の家の玄関を、年中開けさせてもらう仕事です。
夏の訪問には、独特の緊張があります。
玄関を開けた瞬間の、あの空気です。
むわっと来る。中のほうが外より暑い。そういう家が、けっこうあります。
そして、奥の部屋に行くと、たいてい本人は普通の顔で座っています。
「暑くないですか」と聞くと、返ってくる答えは、だいたい三つです。
「慣れてるから平気」「窓開けとけば風が通る」——そして、「電気代がねえ」。
この三つ目を、私は長いこと「口実」だと思っていました。本音は「エアコンの風が嫌い」なんだろう、と。
考えを変えたのは、ある家で請求書の束を見せられたときです。
台所の引き出しに、電気の検針票が、輪ゴムで留めて何年分も取ってありました。
その方は、月ごとの金額をちゃんと覚えていました。「9月に来るやつが、いっちばん高いのよ」と。
そのとおりです。9月に届く請求は、8月に使った分です。
一年でいちばん高い紙が、これから届きます。
今日は、その紙の話をします。
まず、9月に届く紙の中身を、分解する
数字を置きます。中部電力ミライズの公表資料からです。
2026年9月分の電気料金は、2026年8月の使用分です。この分について、燃料費調整単価を、低圧のお客さまでは4円50銭/kWh値引きすると公表されています(2026年7月30日公表)。
これは、2026年5月25日に公表された国の「電気・ガス料金支援」によるものです。
その前の月、2026年8月分(=7月使用分)の値引きは、3円50銭/kWhでした。
つまり、8月使用分だけ、1円だけ厚い。
これは、いい設計だと私は思います。理由はあとで書きます。
次に、料金そのものの形を見ます。中部電力ミライズの従量電灯Bは、こうなっています。
基本料金は30Aで963円42銭、40Aで1,284円56銭(いずれも税込・1か月)。
そして電力量料金は三段階です。
最初の120kWhまでが1kWhあたり21円20銭。120kWhをこえ300kWhまでが25円67銭。300kWhをこえる分が28円62銭。
会社の説明は、こうです。「ひと月のご使用量が120kWhまでは安めの料金。それをこえた300kWhまでは平均的な料金。300kWhをこえたご使用量は高めの料金になっています。」
ここが、夏の電気代の正体です。
夏に増えた分は、全部いちばん高い棚から取られます。
ふだん200kWhの家が、8月に350kWh使ったとします。増えたのは150kWhです。
この150kWhの内訳は、200から300までの100kWhが25円67銭、300をこえた50kWhが28円62銭。
計算すると、2,567円+1,431円で、およそ4,000円。
「エアコンをつけたら4,000円上がった」というのは、感覚ではなく、料金表どおりなのです。
だから、我慢する人が出ます。
ところが、ここに逆転がある
ここからが、今日いちばん書きたかったことです。
国の値引きは、1kWhあたりいくら、という形で効きます。定額ではありません。
ということは、こうなります。
350kWh使った月の値引きは、4円50銭×350で1,575円。
我慢して200kWhに抑えた月の値引きは、4円50銭×200で900円。
差は675円です。
つまり——我慢した人ほど、支援の取り分が小さい。
これは制度の欠陥ではありません。使った量に応じて負担が増えるのだから、支援も使った量に応じるのが筋です。設計としては正しい。
けれど、受け取る側から見ると、話は逆になります。
「電気代が心配だからエアコンを止める」人は、値引きという恩恵からも、自動的に遠ざかっていく。
そして、この人たちは「支援が出ていること自体を知らない」ことが多い。
なぜなら、この値引きに手続きが要らないからです。申請書も、窓口も、締切もありません。請求書の中で、静かに引かれているだけです。
手続きが要らないのは、行政としては大正解です。申請主義にすれば、いちばん必要な人が取りこぼされます。
ただ、その副作用として、「助けられていることに、本人が気づかない」という状態が生まれます。
気づかなければ、行動は変わりません。
「今年は国が4円50銭引いてくれているから、去年より使っても大丈夫」——そう思える人と、思えない人がいる。その差は、情報の差です。
我慢した先に、何が起きているか
ここで、別の数字を並べます。消防庁の確定値です。
令和7年(2025年)5月から9月までの、全国の熱中症による救急搬送人員は100,510人。調査を開始した平成20年以降で最も多い数でした。
内訳です。
年齢区分別では、高齢者(満65歳以上)が57,433人で57.1%。次いで成人が34,096人、少年が8,447人、乳幼児が531人。
発生場所別では、住居が38,292人で38.1%。次いで道路が19,773人、屋外の公衆の場所が12,175人、仕事場が10,559人。
初診時の傷病程度別では、軽症63,447人、中等症(入院診療)34,399人、重症(長期入院)2,217人、死亡117人。
この二つを重ねると、姿がはっきりします。
いちばん運ばれているのは高齢者で、いちばん多い場所は自分の家です。
外で倒れる話ではありません。家の中で、座ったまま、進みます。
静岡県だけを見ても、同じ形です。
令和7年の県内の搬送は2,232人。うち高齢者が1,228人(およそ55%)。中等症が706人、重症が36人、死亡が2人でした。
そして、磐田です。
市の高齢者保健福祉計画によれば、2022年度(令和4年度)末で高齢者人口は約49,000人、高齢化率は29.1%。推計では2040年度ごろに約51,000人でピークを迎え、その後高齢化率は34%前後で推移する見込みです。
市民のおよそ3人に1人が高齢者になる。その人たちの多くが、夏を自分の家で過ごします。
評価——良い点を三つ
1つ、8月使用分だけ値引きを厚くしたこと。
7月使用分と9月使用分が3円50銭で、8月使用分だけ4円50銭。
細かい違いに見えますが、これは実態に合っています。いちばん電気を使う月に、いちばん厚く当てている。
行政の支援というのは、往々にして期間で等分されます。「7月から9月まで一律いくら」のほうが、説明も事務も楽だからです。
そうしなかった。山のある所に、山を当てた。私はこれを評価します。
2つ、手続きを要らなくしたこと。
さっき副作用の話を書きましたが、それでも方向としては正しい。
私は仕事柄、申請書が書けないまま制度を逃す人を、たくさん見てきました。相続でも、介護でも、住まいでも同じです。
紙が一枚あるだけで、人は止まります。「そのうち書く」と言って、書かないまま夏が終わる。
その紙をなくしたのは、正しい判断です。
3つ、磐田の見守りネットワークに、電気とガスと水道の会社が入っていること。
これは、多くの市民が知らないと思います。
磐田市の「高齢者等見守りネットワーク事業」は、平成24年1月に市民会議を開いて始まった仕組みで、地域団体・福祉団体・民間事業所・行政機関が協働し、「日常業務や活動の中で高齢者等の異変にいち早く気付き、必要な支援の対応が図れるよう」取り組むものです。
その協力機関の名簿に、中部電力株式会社磐田営業所、中部ガス株式会社、そして水道の検針を行う第一環境株式会社が入っています。
ほかにも郵便局、新聞販売店、宅配業者、金融機関、コンビニ、薬局などが名を連ねています。
つまり磐田は、すでに「電気の会社と見守りの約束を交わしている市」です。
この事実は、私の次の注文の土台になります。
注文——三つ
1つ。「いま値引きされています」を、紙で、高齢者の手元まで届けてほしい。
いちばん安く、いちばん早くできる注文です。
やることは単純で、A4を1枚つくることです。中身は3行で足ります。
「8月に使った電気は、1kWhあたり4円50銭が国の支援で値引きされています」「手続きは要りません」「9月に届く請求書の、この行を見てください」。
これを、配食サービスの弁当に添える。緊急通報システムの利用者に郵送する。民生委員と地域包括支援センターに束で渡す。
磐田市にはその配り道が、すでに全部あります。週2回の配食も、緊急通報システムの利用者名簿も、見守りネットワークの協力機関も。
この紙が要る理由は、金額ではありません。「使っていい」と誰かに言ってもらうためです。
私が現場で見てきた限り、高齢の方がエアコンを止める理由の多くは、金額の計算ではなく「もったいない」という感覚です。感覚は、数字では動きません。「国が値引きしている」という事実を、誰かが手渡すことで、ようやく少し動きます。
2つ。見守りネットワークに、「猛暑の日」の使い方を書き足してほしい。
いまの見守りネットワークは、日常業務の中で異変に気づいたら知らせるという形です。新聞がたまっている、郵便受けがあふれている、といった気づきが中心でしょう。
ここに、夏の一項目を足せないでしょうか。
「猛暑が続いているのに、電気の使用量が極端に少ない世帯」です。
電気は、生活の中でいちばん正直な指標です。暑い日にエアコンが動いていなければ、使用量に出ます。
もちろん、これは簡単な話ではありません。使用量は個人の情報です。本人の同意なしに事業者が外へ出すことはできません。旅行や入院で不在なだけ、という場合もあります。
だから私が言いたいのは「監視しろ」ではありません。
希望する人だけが登録する形にすればいい。緊急通報システムのように、申し込んだ人の世帯だけ、猛暑日に使用量が極端に少なければ地域包括支援センターに連絡が行く。そういう選べる仕組みです。
すでに協定を結んでいる相手なのだから、ゼロから交渉する話ではありません。いまある枠組みに、夏の使い方を一行足す話です。
3つ。エアコンそのものへの手当てを、市として考えてほしい。
これがいちばん重い注文です。
電気代の話をしてきましたが、そもそもエアコンが無い家、壊れたまま直していない家があります。私は仕事で、実際に何軒も見ています。
いまの制度を確認しておきます。
生活保護の世帯については、国は「熱中症を予防するためには適切なエアコン利用が重要である」としたうえで、特別な事情がある場合に限り、73,000円の範囲内でエアコンの購入費用を支給することを可能としています。
ただし「特別な事情」は限定的です。国の事務連絡が挙げているのは、①保護開始時に持ち合わせがない場合、②災害により喪失した場合、③犯罪等の被害で転居する場合など。
「10年使ったエアコンが壊れた」は、ここに入りません。その場合は「毎月の保護費のやり繰りの中で」賄うか、社会福祉協議会の生活福祉資金の貸付を使うことになります。
そして、もう一つ大事な事実があります。
生活保護には、冬の暖房費にあたる「冬季加算」はありますが、夏の冷房費にあたる加算はありません。
冬は寒さで死ぬから加算がある。では、夏に熱中症で運ばれる人が全国で10万人を超えた今、その理屈は今も通るのでしょうか。これは国に対する問いです。
そのうえで、市の話をします。
磐田市の高齢者等在宅福祉サービスには、いろいろな助成があります。はりきゅうマッサージ治療費助成(年6回、1回1,000円)、紙おむつ購入費助成(年60,000円まで)、寝具洗濯乾燥サービス、そして補聴器購入費助成(2分の1以内・上限3万円、1人1回限り)。
補聴器に3万円を出す市が、冷房器具には出していない。
補聴器の助成を否定しているのではありません。あれは良い制度です。耳が遠くなると人と話さなくなり、外に出なくなり、認知機能が落ちる。だから早く手を打つ——理屈が通っています。
私が言いたいのは、まったく同じ理屈がエアコンにも当てはまるということです。
暑さで動けなくなる。水を飲まなくなる。運ばれる。入院する。そのまま在宅に戻れない。これも同じ形の連鎖です。そして、こちらは命に直接届きます。
低所得の高齢者世帯に対する冷房器具の設置・修理への助成を、上限を決めてでも設けられないでしょうか。補聴器と同じ、1人1回限りでいい。
結論——請求書は、いちばん身近な見守りの道具
提案をまとめます。
第一に、「8月使用分は1kWhあたり4円50銭が値引きされている・手続きは要らない」を1枚の紙にして、配食・緊急通報・民生委員・地域包括の既存の配り道で高齢者の手元まで届けること。第二に、見守りネットワークの協力機関に電気の会社がいる強みを使い、希望者が登録する形で「猛暑日に使用量が極端に少ない世帯」への声かけを設計すること。第三に、低所得の高齢者世帯への冷房器具の設置・修理助成を、補聴器助成と同じ考え方で検討すること。
第一と第二に、新しい予算はほとんど要りません。すでにある紙の道と、すでにある協定を使うだけです。第三だけはお金が要ります。だからこそ、議会で議論する値打ちがあると思います。
そのうえで、読んでくださっている方に書きます。
私は、電気代を心配する高齢の方を、笑う気になれません。
あの世代は、使わないことが美徳だと教わって生きてきた人たちです。ものを大事にし、電気を消し、水を止める。その習慣で、日本の家計を支えてきた人たちです。
その習慣が、いまの夏では命に届く。それは本人の失敗ではありません。気温が変わったのです。
だから、変えるべきは本人の性格ではなく、まわりの言い方だと思っています。
「もったいないでしょ」と言われて育った人に、「つけなさい」と言っても届きません。「今年は国が引いてくれてるから、つけていい年なんだよ」のほうが、はるかに届きます。
最後に一言。
お盆で実家に帰る方へ、3つだけお願いがあります。
1つ目。玄関を開けたときの空気を、覚えて帰ってください。温度計を見なくていい。外より暑いかどうかだけで十分です。
2つ目。エアコンのリモコンを手に取って、電源が入るかどうかを確かめてください。去年の夏から一度も動かしていない家があります。そういう家は、たいてい壊れています。壊れているのに、誰も知りません。本人が言わないからです。
3つ目。台所の引き出しにある検針票を、1枚だけ見せてもらってください。
去年の8月分と、今年の8月分。使用量が減っていたら、それは節約ではなく、我慢のサインかもしれません。
請求書というのは、家族が留守にしていた季節の記録です。本人が「大丈夫」としか言わない家では、あの紙のほうが、よほど正直です。
一年でいちばん高い紙が、来月届きます。
高いということは、ちゃんと使ったということです。それを見て、ほっとする——今年の夏は、そういう見方をしてみてください。
出典(2026年8月確認)
- 中部電力ミライズ「2026年9月分電気料金の燃料費調整について」(2026年7月30日公表。「2026年5月25日に公表された『電気・ガス料金支援』により、2026年9月分電気料金(2026年8月使用分)は、燃料費調整単価について低圧供給のお客さまでは4円50銭/kWh、高圧供給のお客さまでは2円30銭/kWh値引きすることといたします。」ご家庭の平均モデルは従量電灯B・30A、使用量260kWh。再生可能エネルギー発電促進賦課金1,086円) https://miraiz.chuden.co.jp/info/press/1218149_1938.html
- 中部電力ミライズ「2026年8月分電気料金の燃料費調整について」(2026年8月分電気料金〈2026年7月使用分〉は、燃料費調整単価について低圧供給のお客さまでは3円50銭/kWh、高圧供給のお客さまでは1円80銭/kWh値引き) https://miraiz.chuden.co.jp/info/press/1218029_1938.html
- 中部電力ミライズ「燃料費調整単価推移(個人のお客さま)」(低圧の燃料費調整単価=2026年8月分△1円36銭/kWh〈電気・ガス料金支援△3円50銭〉、2026年9月分△1円87銭/kWh〈同△4円50銭〉) https://miraiz.chuden.co.jp/home/electric/contract/fuelcost_transition/
- 中部電力ミライズ「従量電灯A・B・C(個人のお客さま)」(従量電灯Bの基本料金=10A 321円14銭/15A 481円71銭/20A 642円28銭/30A 963円42銭/40A 1,284円56銭/50A 1,605円70銭/60A 1,926円84銭。電力量料金=最初の120kWhまで21円20銭、120kWhをこえ300kWhまで25円67銭、300kWhをこえる分28円62銭。いずれも1kWhあたり税込。「ひと月のご使用量が120kWhまでは安めの料金。それをこえた300kWhまでは平均的な料金。300kWhをこえたご使用量は高めの料金になっています。」) https://miraiz.chuden.co.jp/home/electric/menu/basic/meterrate_hba/
- 経済産業省「2026年7月、8月及び9月使用分の電気・ガス料金支援の実施に伴い、電気・都市ガス料金の値引きを行うことができる特例認可・承認を行いました」(2026年6月12日) https://www.meti.go.jp/press/2026/06/20260612003/20260612003.html
- 消防庁「令和7年(5月~9月)の熱中症による救急搬送状況」(令和7年10月29日公表・確定値。5月から9月までの全国の累計は100,510人で平成20年の調査開始以降で最多。年齢区分別=高齢者〈満65歳以上〉57,433人〈57.1%〉、成人34,096人〈33.9%〉、少年8,447人〈8.4%〉、乳幼児531人〈0.5%〉、新生児3人。傷病程度別=軽症63,447人〈63.1%〉、中等症34,399人〈34.2%〉、重症2,217人〈2.2%〉、死亡117人〈0.1%〉。発生場所別=住居38,292人〈38.1%〉、道路19,773人〈19.7%〉、公衆〈屋外〉12,175人〈12.1%〉、仕事場①10,559人〈10.5%〉。静岡県=合計2,232人、うち高齢者1,228人・成人772人・少年220人・乳幼児12人、死亡2人・重症36人・中等症706人・軽症1,488人) https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r7/heatstroke_nenpou_r7.pdf
- 磐田市「高齢者等見守りネットワーク事業」(平成24年1月27日に市民会議を開催。「高齢者や障害者等が住み慣れたまちで安心して暮らし続けられるように、地域団体、福祉団体、民間事業所、行政機関等が一体となり、日常業務や活動の中で高齢者等の異変にいち早く気付き、必要な支援の対応が図れるよう、取り組みをしています。」協力機関に中部電力株式会社磐田営業所、中部ガス株式会社、第一環境株式会社〈水道検針〉、郵便局、新聞販売店、金融機関、宅配業者、コンビニエンスストア、薬局などが参加。担当=健康福祉部 高齢者支援課 高齢者福祉グループ 電話0538-37-2789) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/kenkou_fukushi/koureisha_fukushi/shien/1001979.html
- 磐田市「高齢者等在宅福祉サービス」(食の自立支援=65歳以上の高齢者のみで生活している世帯などで食事の支度・買い物が容易でない方に週2回を限度に配食サービス〈昼食〉、自己負担1食200円または600円。緊急通報システム=65歳以上の一人暮らしまたは高齢者世帯などが対象、固定電話に機器を設置し緊急時にボタンで警備員が駆け付け、自己負担1か月550円または880円。はりきゅうマッサージ治療費助成=70歳以上、年6回を限度に1回1,000円。紙おむつ購入費助成=年60,000円を限度。寝具洗濯乾燥等サービス=年4回、1回2枚を限度。補聴器購入費助成=65歳以上、購入費の2分の1以内で上限3万円、1人1回限り、購入後の申請は対象外。担当=健康福祉部 高齢者支援課 給付グループ 電話0538-37-4869) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/kenkou_fukushi/koureisha_fukushi/shien/1001891.html
- 磐田市「健幸いわた いきいき長寿プラン(磐田市第10次高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画)概要版」(「本市の高齢者人口及び高齢化率は増加し続けており、2022年度(令和4年度)末時点で高齢者人口:約49,000人 高齢化率:29.1%となっています。推計では、2040年度(令和22年度)頃に高齢者人口のピーク(約51,000人)を迎え、その後高齢化率は34%前後でしばらく推移する見込みです。」要介護・要支援認定者数は2040年度にピークの10,197人の見込み) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/756/R50117shiryo2.pdf
- 厚生労働省社会・援護局保護課 事務連絡「生活保護世帯におけるエアコン購入費用に関する取扱い等について(周知)」(令和7年5月30日。「熱中症を予防するためには適切なエアコン利用が重要である」。①保護開始時に持ち合わせがない場合、②災害により喪失し他制度からの措置がない場合、③犯罪等により被害を受け生命身体の安全確保のために新たに転居する場合で持ち合わせがない場合などの特別な事情がある場合に限り、「73,000円の範囲内において、エアコンの購入費用を支給することを可能としている」。特別な事情がない場合は「毎月の保護費のやり繰りの中でエアコンの購入費用(故障時等の対応含む)を賄うこととなる」ため、社会福祉協議会の生活福祉資金貸付の紹介等を行う。平成30年7月1日から家具什器費に冷房器具を追加。「電気料金等の滞納やそのおそれがある者に対しても、日頃のケースワークにおいて家計管理に係る必要な助言指導を行うなどにより、必要な家電製品等が使用できなくなることがないよう配慮されたい」) https://www.pref.kanagawa.jp/documents/101850/20250604.pdf
※料金・単価・制度は変更される場合があります。電気料金と値引きの適用については中部電力ミライズ(またはご契約の小売電気事業者)の公表資料と、お手元の検針票・請求書でご確認ください。本文の試算は従量電灯B・使用量200kWhと350kWhを仮に置いた単純計算で、基本料金・燃料費調整・再生可能エネルギー発電促進賦課金・割引等を含んでおらず、実際の請求額とは異なります。値引き単価は契約種別(低圧・高圧)や事業者によって異なります。2026年10月分(9月使用分)の燃料費調整単価は本文執筆時点(2026年8月12日)で確認できていません。熱中症の搬送データは令和7年(2025年)5月~9月の確定値であり、2026年の数値ではありません。磐田市の高齢者人口・高齢化率は2022年度末時点および将来推計です。生活保護に関する記述は国の事務連絡に基づくもので、個別の支給可否は保護の実施機関の判断によります。冷房器具の設置助成や見守りネットワークの運用に関する提案は筆者の意見であり、磐田市が検討していると確認したものではありません。高齢者等在宅福祉サービスの対象・自己負担には所得等の条件があります。詳細は磐田市高齢者支援課(給付グループ 電話0538-37-4869/高齢者福祉グループ 電話0538-37-2789)へご確認ください。体調に不安があるときは、我慢せず医療機関や救急にご相談ください。不動産・実家じまい・介護の現場に関する記述は、筆者が業務で受けた相談の範囲での実感であり、統計に基づくものではありません。
