導入——駐車場のナンバープレートが、いつもと違う
今日は8月13日、木曜日。お盆の入りです。
朝、市内のスーパーに寄ったら、駐車場のナンバーがいつもと違いました。品川、練馬、名古屋、横浜。お盆にしか見ない並び方です。
私は磐田で小さな不動産業をしています。実家じまい、空き家、相続、介護。お盆は、市外に出た子ども世代と話す機会がいちばん多い数日間でもあります。
この時期、磐田には人が集まります。
帰省で実家に泊まる人。海に来る人。キャンプ場に泊まる人。墓参りに寄って日帰りする人。そして、そのほとんどが、磐田市の住民ではありません。
だから私は、この記事の題を「今日、磐田にいる人は住民の数より多い」としました。
正直に書きます。これは、確かめられていません。
調べたのですが、今日この市に何人いるのかを示す数字は、どこにもありませんでした。
そして、それこそが今日書きたいことです。
市の防災計画は、住民の数を前提に組み立てられています。避難所の割り当ても、備蓄も、自主防災会の名簿も。
けれど、災害は「そこにいる人」に起きます。住民票のある人にだけ、起きるわけではありません。
今日は、その差の話をします。
まず、磐田の人の出入りを数字で見る
住民の数から置きます。
令和8年(2026年)6月末現在、磐田市の人口は163,321人、世帯数は72,400世帯です。
地区別では、磐田地区89,804人、豊田地区29,346人、竜洋地区17,738人、福田地区16,172人、豊岡地区10,261人。
もう一つ、押さえておきたい数字があります。このうち外国人が10,121人。市の人口のおよそ6.2%です。竜洋地区では2,186人、福田地区では1,316人が暮らしています。
次に、人の出入りです。
ここで私は、正直、予想を外しました。
磐田は工場のまちなので、昼間は外から働きに来る人で人口が増えると思い込んでいたのです。
令和2年国勢調査の結果は、逆でした。
磐田市へ通勤・通学で入ってくる人は30,591人。県内で3番目に多い流入です。ところが、磐田市から出ていく人は35,589人。差し引き4,998人の流出超過です。
つまり、平日の昼間、磐田にいる人は、住んでいる人より約5,000人少ない。
相手先も分かっています。浜松市への就業者・通学者は磐田市からが16,980人で最も多く、逆に浜松市から磐田市へ来る就業者・通学者は20,140人で、これも最多。
毎朝、この二つのまちのあいだを3万7千人が行き来しているわけです。
さて、ここからが本題です。
お盆は、この流れが止まります。
工場が止まり、会社が閉まり、35,589人の流出が消えます。同時に、帰省と観光で、住民票のない人が入ってきます。
実家に泊まる子と孫。海水浴。キャンプ場。渚の交流館。墓参り。
方向が、完全に反転する三日間です。
では、その日の在住者は何人になるのか。
分かりません。市も持っていません。数えていないからです。
私は「市が怠けている」と言いたいのではありません。数えるのが難しいのは事実です。けれど、後で書くように、いまは数える手段があります。
県の想定は、すでに「夏の昼」を名指ししている
ここで、静岡県第4次地震被害想定の、磐田市分を見ます。
まず揺れです。
南海トラフ巨大地震のレベル2、陸側ケースでは、磐田市の面積161.6平方キロメートルのうち、震度7の範囲が136.6平方キロメートル。市域のおよそ85%です。
そして「レベル2の地震では、大きな揺れが3~4分間(軟弱地盤の場合はそれ以上)続く可能性が高い」とされています。
3分から4分です。頭を守って机の下に入っている時間としては、想像を絶する長さです。
次に、人的被害です。ここに、今日の主題そのものが書かれています。
県の想定は、季節と時間帯を変えて計算し、項目ごとに最大値を示す形になっています。
磐田市のレベル2の死者数を、項目ごとに並べます。
建物倒壊による死者は、最大で約800人。その条件は「冬・深夜」。寝ているところに来る場合です。
火災による死者は、最大で約300人。条件は「冬・夕」。夕食の支度の時間です。
そして——
津波による死者は、最大で約1,200人。その条件は「夏・昼」です。
さらに、そのうち「津波からの逃げ遅れ」による死者が約1,100人で、これも条件は「夏・昼」。
もう一度書きます。
磐田で津波の犠牲がいちばん大きくなる想定は、冬の深夜ではなく、夏の昼です。
負傷者も同じ形です。重傷者の合計は最大約4,900人、軽傷者の合計は最大約5,500人。どちらも条件は「夏・昼」。
これは当たり前といえば当たり前で、夏の昼は、人が海のそばにいるからです。
県の想定は、そこまで書いています。つまり「夏の昼が危ない」は、私の意見ではなく、公式の計算結果です。
ここで一つ、注意書きを付けます。
この想定は平成25年(2013年)の第4次想定に基づくもので、条件として置かれているのは季節と時間帯です。「お盆で帰省客が来ている状態」は、条件に入っていません。
もう一つ、死者数の合計は約1,900人とされていますが、これは各項目の最大値を集めたもので、単純な足し算ではありません。県の資料にも「各ケースの最大値を記しています」と明記されています。
それでも、はっきりしていることがあります。
いちばん人が多い日と、いちばん被害が大きくなる条件が、重なっている。
受け皿は、どれだけあるか
では、逃げ込む先はどうなっているか。ここは、磐田はかなり手厚い部類だと思います。
指定避難所は、令和8年4月1日現在で43か所。磐田・福田・竜洋・豊田・豊岡の各地区に配置され、一覧表には施設名、所在地、電話番号、そして避難対象地区または自主防災会名まで書かれています。
この「避難対象地区」の欄が、実によくできています。町名レベルで、どこの人がどこへ行くかが決まっている。
そして、私が目を留めたのはここです。
43か所のうち6か所の備考欄に、こう書かれています。
「鉄道客で帰宅が不能となった者等」
ワークピア磐田、神明中学校、青城小学校、豊岡中学校、豊岡北小学校、豊岡東交流センター。
つまり磐田市は、すでに「住民ではない人」の受け皿を、名前を挙げて指定しているのです。東海道線と天竜浜名湖線が止まったときのために。
次に、津波避難施設です。
公共施設が34か所。市はこれを「津波避難施設台帳」として、1件ずつPDFで公開しています。中身は、施設名、所在地、建物構造、建築年、海抜(地面)、海抜(最高部)、利用範囲、利用可能面積、収容人員、最寄りの避難所まで。
この台帳の収容人員を、私が全部足してみました。
合計147,160人分です。
大きいものでは福田中学校14,286人、竜洋中学校12,647人、南部中学校12,231人、東部小学校10,396人。専用の津波避難タワーは浜部タワー300人、福田タワー450人、掛塚タワー450人、駒場南タワー450人、駒場北タワー300人、小中瀬タワー300人、福田北タワー450人、渚の交流館津波避難タワー300人、天竜農場津波避難タワー520人といった規模です。
さらに、民間の津波避難ビル(津波避難ビル使用覚書を締結したもの)が90か所。沿岸部のマンションや工場が名を連ねています。
公共34か所と民間90か所で、合わせて124か所。海側の福田・竜洋両地区の住民は合わせて33,910人ですから、数のうえでは相当な厚みです。
そして、防潮堤です。
市は「高さ14m、延長11kmの防潮堤は令和8年度に完成予定です」としています。令和7年度末時点で市施工分の完成延長は8.5km(全体の84%)、令和8年度に新たに1.6kmが完成し、完成延長は延べ10.2km(全体の100%)となる予定です。
今年度、終わります。
評価——良い点を三つ
1つ、津波避難施設を「台帳」で公開していること。
これは、率直に感心しました。
多くの自治体は、津波避難ビルを地図上の点としてしか出しません。磐田は1件ずつ、海抜が何メートルで、どこが使えて、何人入るのかまで出しています。
なぜこれが大事か。逃げる先を選べるからです。
近いほうが常に正しいとは限りません。すぐ近くに海抜7.1mの施設があり、少し先に14.9mの施設がある——そういう選択が、実際に発生します。事前に知っていれば、その場で迷う時間が減ります。
2つ、住民以外の受け皿を、はじめから制度に書いてあること。
さっき書いた「鉄道客で帰宅が不能となった者等」の6か所です。
災害時に揉めるのは、たいてい「そこに来てよかったのか」が決まっていない場面です。名簿にない人が入ってきたとき、現場の判断になる。
磐田は、少なくとも鉄道客については先に決めてある。この考え方は、そのまま帰省者・観光客にも広げられます。
3つ、防潮堤を、途中でやめなかったこと。
高さ14m、延長11km。令和8年度完成予定。
この手の長期事業は、途中で世の中の関心が薄れます。震災の記憶が遠くなると、予算の優先順位が下がる。それでも十数年続けて、今年度、終わろうとしている。
ここは素直に評価します。
注文——三つ
1つ。指定避難所の一覧に、収容人数を書いてほしい。
これがいちばん言いたいことです。
市の「磐田市指定避難所一覧表」には、施設名、所在地、電話番号、避難対象地区が並んでいます。ところが、収容人数の欄がありません。
不思議なのは、津波避難施設のほうには収容人員が書いてあることです。1件ずつ、面積とセットで。
同じ市の、同じ危機管理課が作っている資料で、片方にはあって、片方にはない。
これは意地悪で言っているのではありません。この二つは、性格がまったく違うからです。
津波避難施設は「数十分から数時間、上に立っている場所」です。だから1平方メートルに何人、という詰め方でいい。147,160人という数字は、その前提の数字です。
指定避難所は「何日も、寝て、食べて、暮らす場所」です。1人あたり2平方メートルは要ります。間仕切りを入れ、通路を取り、感染症に配慮すれば、もっと要ります。
この二つを足し算してはいけません。そして、市民が「うちの地区は足りるのか」を考えるために必要なのは、後者の数字のほうです。
お盆に家族4人が帰ってきていたら、その体育館に必要な面積は増えます。その計算をするには、分母が要ります。
43か所の面積は、市がすでに全部持っています。割り算をして、欄を一つ足すだけです。
2つ。「その日、市内に何人いたか」を、年に一度でいいから推計してほしい。
これは十年前なら無理な注文でした。いまは違います。
携帯電話の位置情報をもとにした人流の統計は、すでに国や都道府県が広く使っています。個人を特定しない、メッシュ単位の滞在人口の推計です。観光の分野では、とうに当たり前の道具になっています。
それを、防災の側でも一度やってほしい。
知りたいのは、たった三つです。
「お盆の三日間、市内の滞在人口は住民の何倍だったか」「そのうち沿岸部(福田・竜洋)に何人いたか」「ピークは何日の何時だったか」
これが分かれば、議論が具体的になります。「もし住民の1.1倍の人がいたなら、備蓄も1.1倍要るのか」という問いが、はじめて立てられる。
いまは、その問いすら立てられません。倍率が分からないからです。
そして、これは観光の話にもなります。市はいま、来てほしいと言っている側です。だとすれば、来た人の数を把握するのは、招く側の責任でもあると思います。
3つ。「ここにいる人向け」の避難案内を、来る場所に置いてほしい。
磐田市民は、地区ごとの避難所を知っています。自主防災会があり、訓練があり、回覧板が回るからです。
帰省してきた息子さんは、知りません。
実家に泊まっている二泊三日のあいだ、その人にとって磐田は「土地勘のない土地」です。海までの距離も、坂の向きも、どの建物が高いかも分かりません。
だから、人が来る場所に、その場から見た案内を置いてほしい。
駅、道の駅、海岸の駐車場、キャンプ場、漁港、大型店。そこに「いま、あなたが立っている場所の海抜」「いちばん近い津波避難施設と、そこまでの距離」を、大きく1枚。QRコードで台帳の該当ページに飛べれば、なお良い。
そして、多言語で。
市内には外国人が10,121人暮らしています。人口の6.2%で、竜洋地区には2,186人、福田地区には1,316人。いずれも沿岸部です。加えて、お盆には市外から働きに来ている人の家族も訪れます。
案内板を1枚増やすのは、防潮堤11kmに比べれば、ないに等しい費用です。効き目が出るのは、その1枚のほうかもしれません。
結論——足りるかどうかは、分母が決まってから
提案をまとめます。
第一に、指定避難所一覧に収容人数の欄を加え、「何日も過ごせる人数」と「一時的に逃げ込める人数」を分けて示すこと。第二に、お盆など人が集中する時期の滞在人口を、人流統計を使って年に一度推計し、公表すること。第三に、駅・道の駅・海岸・キャンプ場・漁港に、その場の海抜と最寄りの津波避難施設を示す多言語の案内を置くこと。
第一は、市が持っている面積を割り算するだけです。第三も、看板の話です。費用がかかるのは第二だけで、それも年に一度の統計購入か委託で足ります。
そのうえで、読んでくださっている方に書きます。
最後に一言。
この記事の題は「今日、磐田にいる人は住民の数より多い」でした。
調べた結論を、正直に書きます。多いかどうかは、分かりませんでした。
平日の磐田はむしろ約5,000人の流出超過で、昼のほうが人が少ない市です。お盆はその流れが止まり、帰省と観光が入る。反転するのは確かですが、それが住民の数を超えるかどうかは、誰も測っていません。
私はこれを、書き直さずに残すことにしました。
「分からない」ということが、この記事でいちばん大事な発見だったからです。
私は不動産の仕事をしています。取引の前に、必ず実測をします。登記簿の面積と、実際に測った面積が違うことは珍しくありません。だから測る。測らずに売買したら、事故になります。
防災も、同じだと思っています。
住民基本台帳は、登記簿です。実際にそこにいる人の数は、実測です。その二つがずれることを、私たちはお盆に毎年見ているのに、測っていない。
最後に、今日この記事を読んでいる、帰省中の方にお願いがあります。
この二泊三日のあいだに、三つだけ確かめてください。
1つ目。実家がどの避難所の担当地区か。親に聞けば、たいてい即答します。親は知っています。回覧板で毎年読んでいるからです。
2つ目。海に遊びに行くなら、駐車場に着いた時点で、いちばん近い高い建物を目で確認しておくこと。磐田の津波避難施設には、海抜と収容人員が公開されています。スマホで一度見ておけば十分です。
3つ目。夜、寝る部屋の枕元に、靴を置くこと。
三つ目だけ、理由を書きます。
県の想定では、揺れは3〜4分続きます。そのあと、家の中はガラスと食器で埋まります。実家は、あなたの家より物が多い。本棚も、仏壇も、瀬戸物も。
裸足では、玄関まで行けません。
私は仕事柄、地震のあとの家に入ることがあります。いちばん多い怪我は、足の裏です。そして足を切ると、その人はもう避難できません。
お盆に帰る家は、あなたが子どものころに寝ていた部屋です。勝手が分かっているつもりで、いちばん油断する場所でもあります。
靴を一足、枕元に。それだけで、この記事の分は元が取れます。
出典(2026年8月確認)
- 磐田市「磐田市の人口 令和8年度」(ページ番号1005583、更新日2026年7月16日。令和8年6月末現在の人口163,321人〈男82,487人・女80,834人〉、世帯数72,400。地区別=磐田地区89,804人〈40,592世帯〉、福田地区16,172人〈7,098世帯〉、竜洋地区17,738人〈8,108世帯〉、豊田地区29,346人〈12,528世帯〉、豊岡地区10,261人〈4,074世帯〉。日本人153,200人、外国人10,121人〈男5,353人・女4,768人〉。外国人の地区別=磐田5,130人、福田1,316人、竜洋2,186人、豊田1,142人、豊岡347人。4月末163,593人、5月末163,503人、6月末163,321人と前月末比で減少が続く) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/shiseijouhou/profile/toukei/1005583.html
- 静岡県「令和2年国勢調査(従業地・通学地による人口・就業状態等集計結果)~静岡県の概要~」(令和4年9月、静岡県知事直轄組織デジタル戦略局統計調査課。磐田市の流入人口30,591人〈県内3位〉、流出人口35,589人〈県内4位〉、差引4,998人。「浜松市への就業者・通学者は、磐田市からが1万6,980人と最も多い。」「浜松市からは磐田市への就業者・通学者が2万140人と最も多い。」) https://toukei.pref.shizuoka.jp/jinkoushugyouhan/data/documents/02juugyou-gaiyou.pdf
- 磐田市危機管理室「磐田市における静岡県第4次地震被害想定(第一次報告)の概要」(平成25年6月28日。震度区分別面積=レベル2の地震〈陸側ケース〉で震度7が136.6k㎡、震度6強が24.9k㎡、震度6弱が0.1k㎡、面積合計161.6k㎡。「レベル2の地震では、大きな揺れが3~4分間(軟弱地盤の場合はそれ以上)続く可能性が高い。」レベル2の死者数=建物倒壊 約800人〈陸・①、冬・深夜、早期避難率低〉、津波 約1,200人〈陸・①、夏・昼、早期避難率低〉、うち津波からの逃げ遅れ 約1,100人〈夏・昼〉、火災 約300人〈冬・夕〉、合計 約1,900人〈冬・深夜〉。重傷者合計 約4,900人〈夏・昼〉、軽傷者合計 約5,500人〈夏・昼〉。「※各ケースの最大値を記しています。合計値も各ケースの最大値を記してます。」液状化の可能性ランク「大」はレベル2〈陸側ケース〉で19.2k㎡。担当=危機管理課 危機管理グループ 防災センター2階 電話0538-37-2114) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/bousai_anzen/bousai/jishin_tsunami_sonae/1001144.html
- 磐田市「指定避難所一覧」(ページ番号1001127。「磐田市指定避難所一覧表」令和8年4月1日現在で43か所。施設名・所在地・電話番号・避難対象地区又は自主防災会名を掲載。備考欄に「鉄道客で帰宅が不能となった者等」と記載されているのはワークピア磐田、神明中学校、青城小学校、豊岡中学校、豊岡北小学校、豊岡東交流センターの6か所。収容人数の記載はない。担当=危機管理課 危機管理グループ) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/bousai_anzen/bousai/hinanjo/index.html
- 磐田市「磐田市内の津波避難施設一覧」(ページ番号1001136。公共施設34か所の「津波避難施設台帳」を1件ずつ公開。施設名・所在地・所有者・建物構造・建築年・海抜〈GL〉・海抜〈最高部〉・利用範囲・利用可能面積・収容人員・最寄りの避難所を掲載。収容人員は長野小学校7,695人、磐田南小学校9,657人、南部中学校12,231人、東部小学校10,396人、浜部タワー300人、福田中学校14,286人、福田小学校9,951人、豊浜小学校9,277人、はまぼう団地340人、福田支所9,456人、福田屋内スポーツセンター5,990人、福田南交流センター別館1,471人、福田タワー450人、豊浜配水場990人、長池配水場839人、中川排水ポンプ場482人、竜洋西小学校8,400人、竜洋北小学校4,830人、竜洋東小学校7,384人、竜洋中学校12,647人、竜洋なぎの木会館6,549人、竜洋支所4,988人、竜洋豊岡団地1,701人、掛塚タワー450人、駒場南タワー450人、駒場北タワー300人、小中瀬タワー300人、福田北タワー450人、渚の交流館津波避難タワー300人、南部第一排水ポンプ場594人、豊浜交流センター690人、竜洋富士690人、天竜農場津波避難タワー520人、福田中央交流センター2,106人で、合計147,160人〈筆者が台帳を集計〉。別に民間施設〈津波避難ビル使用覚書締結〉90件を掲載。担当=危機管理課 防災対策グループ) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/bousai_anzen/bousai/jishin_tsunami_sonae/1001136/index.html
- 磐田市「海岸防潮堤整備事業」(更新日2026年3月30日。「磐田市では、南海トラフ巨大地震で想定される最大クラスの津波から市街地を守るため、既存の砂丘への盛土や海岸林の整備等を行う『静岡モデル』の海岸防潮堤の整備を進めています。高さ14m、延長11kmの防潮堤は令和8年度に完成予定です。」令和7年度末時点で市施工分の完成延長は8.5km〈全体の84%〉。令和8年度は新たに延長1.6kmが完成し、完成延長は延べ10.2km〈全体の100%〉となる予定。工区=竜洋海洋公園工区〈約1.6km〉、海岸保全工区〈約1km、CSG工法〉、海岸防災林工区〈約7.5km〉、太田川右岸工区〈約0.3km、平成28年度完成〉。担当=経済産業部 農林水産課 基盤整備グループ 電話0538-37-4913) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/bousai_anzen/bousai/jishin_tsunami_sonae/1001142.html
- 磐田市「静岡県第4次地震被害想定発表に伴う磐田市被害概要について」(震度分布図・液状化可能性図・津波浸水図の各資料を掲載) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/bousai_anzen/bousai/jishin_tsunami_sonae/1001144.html
※被害想定は静岡県第4次地震被害想定(平成25年公表)の第一次報告に基づく磐田市分の概要であり、その後の防潮堤整備・耐震化・避難施設の増設等は反映されていません。想定は季節・時間帯・早期避難率などの条件を変えて計算されたもので、項目ごとに最大値が示されているため、各項目の単純合計と「合計」欄は一致しません。「お盆で帰省客が滞在している状態」は想定の条件に含まれていません。津波避難施設の収容人員は市の台帳に記載された数値を筆者が集計したもので、短時間の緊急避難を前提とした人数です。避難所での生活を前提とした収容可能人数とは性格が異なり、単純に比較・合算できません。指定避難所の数と内容は令和8年4月1日現在の一覧によるもので、実際の開設状況は災害の種別・規模により異なります。民間の津波避難ビルは使用覚書を締結した施設で、施設側の事情により利用できない場合があります。滞在人口の推計や案内板の設置に関する提案は筆者の意見であり、磐田市が検討していると確認したものではありません。「今日、磐田にいる人は住民の数より多い」は本文中で述べたとおり検証されていない仮説です。地震後の負傷に関する記述は、筆者が業務で見てきた範囲での実感であり、統計に基づくものではありません。避難の判断は、その時点の気象庁・磐田市の情報に従ってください。
