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磐田市の避難所と避難のタイミング

/磐田市で暮らす大石浩之(大石ひろゆき)が調べてまとめました。

磐田市では、台風や大雨、地震のときに避難先となる指定避難所が地区ごとに定められている。がけ崩れや延焼のおそれがある場合や、地震・風水害・火災で家屋が被害を受けて住めなくなった場合に、住民が身を寄せる場所として市があらかじめ指定している施設だ。

ただし避難所の場所を知っているだけでは足りない。磐田市が発令する警戒レベルによって、避難を始めるべきタイミングが変わってくる。どの段階で誰が避難するべきなのかを、災害が起きる前の平常時のうちに、家族や近所の人とも共有しておきたい。

磐田市の避難所・避難タイミング早見表

避難情報を出す機関警戒レベル3・4・5は磐田市、レベル1・2は気象庁など
警戒レベル3高齢者等避難。危険な場所にいる高齢者や体の不自由な人などは避難する
警戒レベル4避難指示。危険な場所から全員が避難する段階
警戒レベル5緊急安全確保。すでに災害が発生または切迫している状態
指定避難所の調べ方磐田・福田・竜洋・豊田・豊岡の5地区別一覧、または指定避難所一覧表(PDF)で確認する
最新情報の入手先磐田市公式サイトの「防災」ページ、いわたホッとメール、磐田市LINE公式アカウント
問い合わせ先磐田市 危機管理課 危機管理グループ(0538-37-2114)

警戒レベル1・2は気象庁などが発表する注意情報で、市が発令する避難情報とは別のもの。数字が大きいほど危険度が高い。

磐田市の避難所は地区ごとに指定されている

磐田市の指定避難所は、磐田地区・福田地区・竜洋地区・豊田地区・豊岡地区の5地区に分けて、市の公式サイトに一覧が掲載されている。地区別のページでは、施設ごとに避難対象地区または自主防災会名、連絡先の電話番号が示され、施設によっては地域救護所としての備考が付くものもある。学校の体育館や公民館など、普段見慣れた建物が指定されていることが多い。

全地区分をまとめた指定避難所一覧表もPDFで公開されているので、自宅がある地区とその隣接地区の両方を確認し、どの施設に対応しているかを事前に把握しておくと、いざというときに迷わずに動ける。勤務先や子どもの通学先が別の地区にある場合は、そちらの地区の一覧にも目を通しておくと安心だ。避難所では感染症対策についての案内も別途出されているので、マスクや消毒液など、持ち出す備えの中身とあわせて確認しておきたい。

磐田市の避難は警戒レベルで動くタイミングが変わる

令和元年の台風第19号などを教訓に災害対策基本法が改正され、令和3年5月20日から避難情報の名称が変わった。今は警戒レベル1から5までの5段階で状況が示され、レベル1・2は気象庁などが発表する早期注意情報や注意報にあたり、レベル3・4・5は磐田市が発令する避難情報になる。市の避難情報は、防災行政無線やいわたホッとメール、LINE公式アカウントなどを通じて伝えられる。

レベル3「高齢者等避難」は、危険な場所にいる高齢者や障害のある人など、避難に時間がかかる人がまず動く段階。レベル4「避難指示」が出たら、危険な場所にいる住民は全員、必ず避難する。レベル5「緊急安全確保」は災害がすでに発生または切迫している状態で、必ず発令されるとは限らない情報でもある。だからこそ、レベル5を待たずレベル4の段階で避難を終えておくことが前提になる。大雨が長引くときや、避難のタイミングが夜間にかかりそうなときは、レベル3の時点で早めに動いたほうが安全なことも多い。

磐田市の指定避難所を確認する方法

自分が避難すべき指定避難所を調べるには、磐田市公式サイトの防災ページから地区別の一覧、または指定避難所一覧表のPDFにあたるのが早い。掲載されているのは施設名と対応する地区・自主防災会名、電話番号といった基本情報で、実際に避難所として開設するかどうかは、災害の種類や規模に応じてそのつど市が判断する。すべての指定避難所が同時に開くわけではない点も覚えておきたい。

あわせて磐田市ハザードマップで自宅周辺の浸水想定や土砂災害の危険度、地震の揺れやすさを確認しておくと、指定避難所までの経路が安全かどうかも見えてくる。夜間や大雨の中を歩いて向かうことになる場合もあるので、経路の途中に危険な場所がないかも普段のうちに歩いて確かめておくと安心だ。一覧やハザードマップの内容は年度によって更新されることがあるので、施設名や連絡先など具体的な数字が必要なときは、そのつど磐田市の公式ページで最新の情報を確認してほしい。危機管理課への電話での問い合わせも受け付けている。

現場メモ:現場で感じること

不動産の仕事で磐田市内の古い家を見て回ると、耐震基準が変わる前に建てられた家がまだ多く残っていると感じる。持ち主の高齢者に「避難指示が出たらすぐ逃げてください」と言っても、独りで暮らしていると避難所まで行く足がなく、判断して家を出るのが不安だという声をよく聞く。

高齢者向け住宅の運営をしていると、停電のあとの後片付けが一番厄介だと分かる。冷蔵庫の中身、給湯器の再起動、断水した場合の水の確保。避難所に行くかどうかより、その前後の生活をどう立て直すかで、住人も職員も時間を取られる。

空き家の管理を頼まれることも多いが、手入れの止まった空き家は台風のときに屋根やブロック塀が崩れ、近所の避難経路をふさぐ危険もある。自分の避難先を決めるのと同じくらい、近所に危ない空き家がないかも気にしてほしい。

災害に備えるときに、いっしょに調べること

自分の家の危険度、避難先、停電と暑さへの備え。

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