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防災

磐田市の津波対策と海抜の確認

/磐田市で暮らす大石浩之(大石ひろゆき)が調べてまとめました。

磐田市は遠州灘に面しており、南海トラフ巨大地震が起きた場合には津波の到達が想定されている地域です。磐田市の津波対策では、竜洋地区と福田地区が津波浸水想定区域に指定されており、地震の強い揺れを感じたら、まず高い場所を目指す行動が基本になります。

磐田市は津波警報をサイレンでも伝えており、海岸沿いには防潮堤や津波避難タワーが整備されています。このページでは、磐田市が公開している情報をもとに、津波への備えと海抜の確認方法を、暮らしの中で使える形で整理しました。海沿いに住んでいない人にとっても、勤務先や親戚の家が沿岸にある場合は目を通しておく価値があります。

磐田の津波への備え 早見表

津波避難タワー市内7基(磐田地区1・福田地区2・竜洋地区4)
津波避難ビル(民間)覚書締結91施設(磐田38・福田27・竜洋26)
海抜の確認方法磐田市地図情報提供サービス/簡易版海抜図(北部・南部)PDF
防潮堤高さ14m・延長11km、令和8年度完成予定(2026年8月時点で84%完成)
浸水想定マップ竜洋地区・福田地区のPDFを公開
問い合わせ先磐田市危機管理課 0538-37-2114

数値は2026年8月時点の磐田市公式サイトの情報にもとづきます。最新の状況は磐田市の公式ページで確認してください。

磐田市の津波リスクと防潮堤の整備状況

磐田市が公開している津波浸水想定マップでは、竜洋地区と福田地区について、それぞれ浸水が想定される区域と浸水の深さがPDFで示されています。海沿いに暮らす人だけでなく、勤務先や通学先が沿岸にある人も、一度は目を通しておきたい資料です。福田漁港には津波監視カメラも設置されており、映像をもとに沿岸の状況を確認できる仕組みも用意されています。磐田市は気象庁が津波警報・注意報を発表した際、防災行政無線のサイレンでも住民に知らせています。

海岸防潮堤の整備も進んでいます。高さ14メートル、延長11キロメートルの防潮堤は令和8年度に完成予定で、2026年8月時点で市施工分は8.5キロメートル(全体の84%)まで完成しています。用地が狭い区間では砂礫にセメントと水を混ぜたCSG工法が使われ、砂丘への盛土や海岸林の整備と組み合わせる「静岡モデル」で工事が進められています。竜洋海洋公園工区では盛土に広葉樹を植える形で防潮堤と海岸林を一体的に整備しており、海岸保全工区や海岸防災林工区でも県と連携した工事が続いています。

津波避難タワーと津波避難ビルの場所

磐田市内には公共施設として7基の津波避難タワーが設置されています。磐田地区に浜部津波避難タワー、福田地区に福田津波避難タワーと福田北津波避難タワー、竜洋地区に掛塚津波避難タワー・駒場南津波避難タワー・駒場北津波避難タワー・小中瀬津波避難タワーがあり、海岸線が長い竜洋地区に多く配置されています。いずれも鋼造で屋外階段を備え、海抜12メートル前後の高さに避難用のフロアが設けられており、徒歩で駆け上がれる構造になっています。

タワーに加えて、市と使用覚書を結んだ民間の津波避難ビルが91施設あり、磐田地区38、福田地区27、竜洋地区26という内訳です。分譲マンションや特別養護老人ホームなども含まれており、タワーより近い建物に一時的に避難できる場合があります。磐田市の津波避難施設位置図で最寄りのタワーやビルを確認し、自宅や職場から実際に歩いて所要時間を確かめておくと、いざというときに迷わず動けます。夜間や雨天時は見え方も変わるため、一度は実際に歩いてみることをおすすめします。

自宅や職場の海抜を確認する方法

磐田市は「磐田市地図情報提供サービス」というオンライン地図を公開しており、住所や地図上の地点を指定すると海抜が数字で表示されます。同じ地図サービスでは道路の路線名や幅員、用途地域や建ぺい率・容積率といった都市計画情報もあわせて調べられるため、引っ越し先や空き家の下見のときにも役立ちます。あわせて、北部地域版・南部地域版の簡易版海抜図もPDFで配布されており、地図の操作が苦手な人でも大まかな高さを把握できます。

海抜は同じ町内でも場所によって差があるため、自宅だけでなく、子どもの通学路や親の通院先、よく買い物に行く店の海抜も一度確認しておくと、避難先を選ぶときの判断材料になります。海抜が低い場所ほど、津波が来る前にどこまで移動できるかを事前に決めておく意味が大きくなります。操作方法や表示の見方に迷ったら、磐田市危機管理課(0538-37-2114)に問い合わせると案内してもらえます。最新の情報は磐田市の公式ページで確認してください。

現場メモ:現場から

不動産の仕事で沿岸に近い物件を案内するとき、私は磐田市地図情報提供サービスで海抜をお客様と一緒に確認するようにしています。同じ磐田市内でも数メートルの差で見える景色が変わり、避難にかかる時間の感覚も変わるからです。

高齢者向け住宅の運営では、独居の入居者が津波警報のサイレンを聞き取れているか、耳の遠い方には別の伝え方が要るかを個別に考えてきました。空き家の見回りでも、海側の古い木造家屋は耐震性が気になる物件が多く、津波より先に揺れで倒壊しないかを気にして見ています。停電が数日続いた物件では、冷蔵庫の中身の処分や断水後の水回りの後始末で相談を受けたこともあり、備えは一律の正解がなく、住む人ごとに確認するしかないというのが実感です。

災害に備えるときに、いっしょに調べること

自分の家の危険度、避難先、停電と暑さへの備え。

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このページの出典・確認日

2026年8月12日時点で確認した情報です。制度・料金・日程は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の最新情報をご確認ください。

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