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/磐田市で暮らす大石浩之(大石ひろゆき)が調べてまとめました。
中泉は磐田市の中心部にある地区で、郵便番号は438-0078。JR東海道本線の磐田駅を抱え、市役所や府八幡宮も近い、行政と交通の要になっている場所だ。かつては独立した中泉町で、1940年11月1日に見付町、西貝村、天竜村と合併して磐田町(現在の磐田市)になった経緯を持つ。
駅前には古くからの商店街組織が残り、少し歩けば住宅地が広がる。通学区が番地によって細かく分かれているのもこの地区の特徴で、家探しの際は事前確認が欠かせない。以下では磐田駅の歴史、商店街、暮らしに関わる情報を、確認できた事実に絞って紹介する。
| 郵便番号 | 438-0078 |
|---|---|
| 最寄り駅 | JR東海道本線 磐田駅(1889年に中泉駅として開業、1942年に改称) |
| 小学校区 | 中泉一〜四丁目は磐田中部小学校区。それ以外は磐田北小学校区・磐田西小学校区に分かれる |
| 駅前の商店街組織 | 磐田銀二商店街振興組合(中泉243番地)、磐田市見付本通り商店街振興組合(中泉232番地) |
| 交流拠点 | 中泉交流センター(磐田市中泉2404-1、電話0538-35-3356) |
| 区画整理の経緯 | 昭和12年、中泉町時代の中部地区で市内初の土地区画整理事業を実施 |
町名・地番や学区の詳細、最新の施設情報は磐田市の公式ページで確認してください。
中泉は磐田市の中心部に位置する地区で、江戸時代には徳川家康が東海道を往来する際の休息地として使った中泉御殿が置かれていた。敷地は1万坪とも伝えられ、徳川家ゆかりの土地としての歴史を持つ。明治には近代郵便制度の生みの親として知られる前島密がこの地で初代奉行として活動した記録も残っており、単なる住宅地ではなく、古くから行政・交通の要としての性格を持ち続けてきた場所だといえる。
1940年11月1日、中泉町は見付町、西貝村、天竜村と合併して磐田町となり、後の磐田市の中心部を形づくった。旧中泉町の範囲には今之浦川が流れ、現在のJR磐田駅周辺一帯とほぼ重なる。合併から80年以上を経た今も、磐田市役所や府八幡宮といった行政・信仰の両面で地区の核となる施設が集まり、中泉は磐田市の中心部としての機能を担い続けている。豊田郡・磐田郡の一部だった旧中泉町の範囲は、今のJR磐田駅を中心とした市街地とほぼ重なっている。
中泉の顔となっているのがJR東海道本線の磐田駅である。1889年(明治22年)に中泉駅として開業し、1942年(昭和17年)に現在の磐田駅へと改称された。駅用地は地元の有力者だった青山宙平が提供したと伝えられ、駅前にはその功績をたたえる碑が今も残っている。
磐田駅の2024年度の1日平均乗車人員は5,752人で、新型コロナウイルス流行前の2019年度(約8,046人)と比べると減少した状態が続いている。南口には2006年4月に開設されたバスターミナルがあり、駅周辺には磐田市役所、府八幡宮、ヤマハ発動機の工場、複数のホテルや商業施設が集まっている。かつてはこの磐田駅(中泉駅)を起点に光明電気鉄道なども運行しており、中泉は古くから交通の結節点としての役割を果たしてきた地区でもある。駅は東海道本線に属し、東京駅から245.9キロの地点、駅番号はCA31にあたる。市の中心にありながら、通勤・通学の足として今も日常的に使われている駅だ。
磐田駅から歩いて数分の範囲には、磐田銀二商店街振興組合(中泉243番地、駅から徒歩約6分)や磐田市見付本通り商店街振興組合(中泉232番地、駅から徒歩約4分)といった商店街組織があり、駅前商業地としての歴史を今に伝えている。
一方で住宅地としての顔も持ち、中泉一丁目から四丁目は磐田市立磐田中部小学校の学区に含まれ、それ以外の中泉のエリアは磐田北小学校や磐田西小学校の学区に分かれる。区画整理も市内で最も早くから進められてきた地区の一つで、昭和12年の中泉町時代に中部地区で市内初の事業が始まり、平成26年(2014年)6月28日には駅北土地区画整理事業の換地処分により、中泉地区の一部と二之宮地区の一部で新しい町名・地番に切り替わった。子育て世帯が住まいを探す際は、番地によって通学区が変わる点を磐田市教育委員会に確認しておくと安心だ。中泉は駅前商業地と住宅地が同居しているぶん、暮らし方によって見える顔が変わる地区だといえる。
不動産の仕事をしていると、中泉で家を探している人からは決まって「磐田駅まで歩ける物件はありますか」と聞かれる。実際に中泉は番地によって通学区が変わるため、子育て世帯には磐田中部小学校区に入るかどうかを必ず確認してもらっている。同じ中泉でも、丁目が違うだけで学区が変わることに、契約直前で気づく人もいる。
駅前の商店街を歩くと、シャッターが下りた店と新しく入った店が混在していて、世代交代の途中にあるまちだと感じる。中泉御殿の跡地というこの地区の歴史を知らずに引っ越してくる人も多く、地元の不動産屋として、まちの成り立ちも含めて案内するようにしている。空き家の相談を受けることも増えており、駅に近い立地の良さと、建物の古さや相続の事情とをどう折り合わせるかを、一件ずつ一緒に考えている。
2026年8月12日時点で確認した情報です。制度・料金・日程は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の最新情報をご確認ください。
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