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/磐田市で暮らす大石浩之(大石ひろゆき)が調べてまとめました。
静岡県磐田市の二之宮は、JR磐田駅の南側に広がる住宅地区です。二之宮東・二之宮宮本・二之宮中通りといった町名に分かれ、駅に近い利便性と落ち着いた暮らしやすさを併せ持つ場所として知られています。学区は磐田第一中学校区にあたり、地区内には二之宮こども園もあります。
この地区が興味深いのは、単なる駅近住宅地にとどまらないところです。奈良時代には遠江国府の中心施設が置かれ、戦国時代末期には徳川家康ゆかりの中泉御殿が築かれました。そこから北へ足を伸ばせば遠江国分寺跡もあり、磐田の古代史が今の暮らしと重なって残っている地区です。この記事では二之宮の暮らしと歴史をあわせて紹介します。
| 所在地 | 静岡県磐田市二之宮(郵便番号438-0074)ほか、二之宮東・二之宮宮本・二之宮中通りなどの町名がある |
|---|---|
| 最寄り駅 | JR磐田駅(南口から徒歩約7分の立地) |
| 学区 | 磐田市立磐田第一中学校区(小学校区や通学ルートは磐田市教育委員会学校教育課へ確認) |
| 近くの史跡 | 御殿遺跡公園(磐田市中泉2270-17)、遠江国分寺史跡公園(磐田市中泉〈中央町〉3365、国の特別史跡) |
| 地区の歴史 | 奈良時代に遠江国府が置かれ、戦国時代末期には徳川家康が中泉御殿を築いたと伝わる |
| 子育て関連施設 | 二之宮こども園(磐田市二之宮962-1) |
施設の定員や受付時間、学区の区割りなどは変更されることがあります。最新情報は磐田市の公式ページで確認してください。
磐田市の二之宮は、JR磐田駅の南口から歩いて数分の場所に広がる住宅地区です。郵便番号は438-0074で、二之宮東や二之宮宮本、二之宮中通りといった町名に分かれ、駅に近い利便性と落ち着いた住宅街の雰囲気を併せ持っています。
学区は磐田市立磐田第一中学校区に含まれます。小学校区や具体的な通学ルートは地域によって異なるため、磐田市教育委員会学校教育課に確認するのが確実です。子育て世帯が家探しをする際は、駅からの距離と学区の両方を気にする人が多い地区でもあります。
駅に近い一方で、古くからの区画の住宅と、比較的新しい住宅が混在するのもこの地区の特徴です。磐田で不動産の相談を受けていると、二之宮は「駅近だが道が細い場所もある」「相続で空き家になった実家をどうするか」といった相談が出やすい場所の一つです。
地区内には二之宮こども園(磐田市二之宮962-1)があり、幼稚園枠と保育園枠の両方を運営しています。0歳児から5歳児までを対象とする保育園枠もあるため、共働き世帯にとっても身近な子育て施設がある地区といえます。
二之宮からほど近い中泉2270-17には、御殿遺跡公園があります。ここは弥生時代から平安時代、中世にかけて人の営みが続いた御殿・二之宮遺跡の一角で、奈良時代には遠江国府の中心施設が置かれていたと考えられている、地区の歴史を語るうえで欠かせない場所です。
戦国時代が終わったのちの天正12年から15年(1584〜1588年)にかけては、徳川家康が家臣の伊奈忠次に命じてこの地に御殿を築かせたと伝わります。将軍の宿泊・休憩施設として全国に約90か所置かれた御殿の一つで、中泉御殿は敷地約1万坪、北側に土塁と水堀を築き、南側は湿地に臨む要害の地だったとされています。
御殿・二之宮遺跡という名称からも分かるとおり、この一帯は二之宮の集落とも重なりながら、古代から中世にかけての磐田の中心地でした。御殿と陣屋の跡は市街地化によってその多くが姿を消しましたが、大規模な建物跡の位置は御殿遺跡公園に保存され、確認できるようになっています。JR磐田駅南口から南へ約100メートルという立地なので、駅の行き帰りに立ち寄れる史跡です。
二之宮や中泉が遠江国府の中心だった奈良時代、そこから北へ約1キロ、現在の磐田市中泉(中央町)には遠江国分寺が建立されました。天平13年(741年)、諸国に国分寺・国分尼寺を建てるよう詔が出されたことを受けて造営が始まったと伝わります。
昭和26年(1951年)の発掘調査で、国分寺跡としては全国で初めて伽藍の配置が明らかになり、翌昭和27年(1952年)に国の特別史跡に指定されました。境内は東西180メートル、南北250メートルに及び、金堂を中心に北側の講堂、南側の中門、それらを結ぶ回廊、七重塔などが配置されていたことが分かっています。跡地は現在、遠江国分寺史跡公園として整備されています。
弘仁10年(819年)には火災があったとの記録も残り、発掘では焼けた木装基壇や、白やオレンジ色に彩色された粘土製の仏頭の破片も見つかっています。二之宮から国府にかけての一帯に暮らしていると、通学路や散歩コースの延長でこうした古代の史跡に触れられるのも、この地区らしさです。
磐田で不動産の仕事をしていると、二之宮は「駅から近いのに静か」という理由で家を探しに来る人が今も多い地区です。一方で、古くからの住宅地なので、相続した実家が空き家のまま残っているという相談も少なくありません。二之宮東や宮本といった町内で、親の代からの家をどう手放すか悩む方の話を聞くと、駅近・学区良好という強みと、建て替えや解体にかかる費用というハードルが同時に見えてきます。子育て世帯からは、磐田第一中学校区であることを確認したうえで物件を探したいという声もよく聞きます。
2026年8月12日時点で確認した情報です。制度・料金・日程は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の最新情報をご確認ください。
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