Q. 相続した実家、空き家バンクに登録すれば市の補助金が出ますか。

出ません。磐田市空き家バンクに登録しても補助金はつきません。改修などに使えるのは別制度の「既存住宅取得等事業費補助金」で、交付限度額は世帯区分により50万円・100万円・150万円。解体は「磐田市危険空き家等除却事業費補助金」で上限50万円です。どちらも工事の前に申請しないと対象外になります。

導入——「バンクに載せれば補助が出る」と思っている方が、いちばん多い

磐田市で相続した実家の話になると、空き家バンクの名前はほぼ必ず出てきます。そしてそこには「バンクに登録すれば、市から改修の補助金が出るんですよね」という受け取り方が混じりやすい——私はそう見ています。ところが、私が2026年8月29日に磐田市の公式ページを一つずつ確認した範囲では、その受け取り方は成り立ちません。空き家バンクの登録と、市の補助金は、要件も窓口も別の話です。

この記事は、実家を相続して「空き家バンクに登録すべきか」で止まっている方に向けて書きます。結論から言うと、止まる場所が違います。先に決めるべきは、その家を「直して誰かに住んでもらう」のか「壊して土地にする」のか。補助の制度も、窓口も、そこで枝分かれします。バンクは、その枝の先にあるひとつの売り方にすぎません。

私は磐田市で小さな不動産業をしています。制度としてよくできているかどうかより、相談に来たご家族が来月いくら払うことになるのか、誰がいつ西庁舎まで行くことになるのかで考える癖がついています。この記事も、その順番で書きます。

まず、事実を整理する——磐田市の空き家バンクは、持ち主が直接登録するものではない

磐田市空き家バンクは、不動産関係事業者からの情報を市が掲載する仕組みです。市のページには「磐田市空き家バンクは、不動産関係事業者からの情報を掲載したものです。購入を希望される方は、直接不動産関係事業者にご相談ください。」と書かれています。登録できるのは市内の一戸建てで、その事業者が所有しているか、媒介契約を締結している物件です。つまり持ち主が単独で市の窓口へ行って登録する形ではなく、先に不動産事業者と話がついている必要があります。

掲載されている件数も見ておきます。2026年8月7日更新時点の磐田市空き家バンクのページに載っていた物件は6件でした。内訳は特集物件が2件(岩井の1,980万円、城之崎の2,330万円)、一般物件が4件(東新町の890万円、合代島の1,720万円、海老島の880万円、城之崎の1,899万円)です。いっぽう磐田市の空家等対策計画では、戸建て住宅の空き家数は令和2年度時点で1,880戸とされています。1,880戸に対して掲載6件。313戸に1件です。

補助制度の側を見ます。改修や取得に使えるのは「既存住宅取得等事業費補助金」です。対象となる「既存住宅」は、人が住んだことがある戸建ての住宅で、現に使用していない、または3カ月以内に使用しなくなるもの。交付限度額は3段階です。世帯全員が39歳以下の「若者世帯」または中学生以下の子ども(胎児を含む)が同居する「子育て世帯」が、世帯全員1年以上市外に住んでいた状態から転居する場合は150万円。同じ世帯区分で市内転居などの場合は100万円それ以外の世帯は50万円です。

磐田市の既存住宅取得等事業費補助金の交付限度額を世帯区分ごとに並べた一覧表。若者世帯または子育て世帯が世帯全員1年以上市外に居住した状態から転居する場合は限度額150万円で、補助の中身は建物購入費の10分の1、リフォーム工事費の2分の1、除却費の2分の1。同じ世帯区分で市内転居などの場合は限度額100万円で中身は同じ。それ以外の世帯は限度額50万円で、対象はリフォーム工事費の2分の1のみとなり、購入費と除却費は対象外。あわせて要件を掲載し、若者世帯は世帯全員が39歳以下の世帯、子育て世帯は中学生以下の子ども(胎児を含む)が同居する世帯、既存住宅は人が住んだことがある戸建てで現に使用していないか3カ月以内に使用しなくなるもの。共通の要件は完了日から10年間居住する見込み、市税の滞納がないこと、自治会への加入、市内に他の自己居住用の所有建物がないこと。耐震の要件は昭和56年5月31日以前の基準で建築された家について木造は耐震評点1.0以上、それ以外は構造耐震指標Is値0.6以上。期間と予算については年度内の4月1日から3月31日までに着手から完了まで行うことが必須で、補助金は予算の範囲において交付すると市が記載している。
図1 磐田市「既存住宅取得等事業費補助金」(ページ番号1001513)から作成(2026年8月29日確認)。

中身の作りも段階で違います。リフォーム工事費の2分の1は全世帯が共通で使えます。これに対し、建物購入費の10分の1と、除却費の2分の1は、若者世帯・子育て世帯だけが対象です。除却費のほうは「相続した住宅を取得から1年以内に除却して新築する場合」という条件が付きます。補助対象経費はいずれも千円未満切り捨てです。

要件は、事業完了日から10年間は居住する見込みがあること、入居者全員に市税の滞納がないこと、居住する区域の自治会に加入すること、その住宅以外に市内に自己居住用の所有建物がないこと。昭和56年5月31日以前の基準で建てられた家は、木造なら耐震評点1.0以上、それ以外は構造耐震指標Is値0.6以上が必要です。築年数そのものの上限・下限は設けられていません。

壊す側の制度は別です。「磐田市危険空き家等除却事業費補助金」は、対象工事費の2分の1以内、限度額50万円。市のページには「対象工事費の2分の1以内で、限度額は50万円となります。」と書かれています。ただし対象になるのは、空家等対策特別措置法に基づく特定空家か、昭和56年5月31日以前に建築された「危険空き家」で、いずれも市の現地調査で判定されます。令和6年度からは、名称が「空き家」から「危険空き家等」に改められ、対象も平成27年5月26日前から使用していない建物に限定されました。

窓口はどちらも建設部の建築住宅課 住宅管理グループで、磐田市役所の西庁舎2階、電話0538-37-4851、受付は午前8時30分から午後5時15分までです。電子申請の入口も用意されています。

数字にする——上限を使い切るには、いくらの工事が要るのか

補助の限度額は「もらえる額」ではなく「上限」です。不動産の現場では、ここでいちばん食い違いが起きます。既存住宅取得等事業費補助金のうち、全世帯が共通で使えるのはリフォーム工事費の2分の1でした。ということは、上限50万円の区分でその枠を使い切るには、リフォーム工事費が100万円必要になります。60万円の工事なら、補助は30万円です。

150万円の区分も同じ考え方で割り戻せます。建物購入費の10分の1が使えるので、たとえば800万円の家を買えば購入分で80万円。残る70万円をリフォーム分で埋めるには、工事費が140万円必要です。合計で940万円動かして、戻ってくるのが150万円。率にすると約16%です。これはざっくりした概算で、対象になる工事の範囲は市の要綱で決まっていますから、実際の額は必ず窓口で確かめてください。

解体側も見ます。限度額50万円を使い切るには、解体工事費が100万円必要です。私の商売の感覚で言えば、木造平屋の小さな家なら100万円に届かないこともあり、逆に2階建てで残置物が多く、道が狭くて重機が入りにくい家なら、100万円では収まりません。磐田の旧市街や、農地の中に建つ古い家は後者になりやすい。これは私の現場での見立てであって、市が示した数字ではありません。見積もりを2社から取れば、この幅はすぐに実額になります。

磐田市で相続した空き家をどうするかを3つのルートに分けて示した図。直して住む・貸す場合は既存住宅取得等事業費補助金で上限50万円・100万円・150万円、窓口は建築住宅課住宅管理グループで西庁舎2階、電話0538-37-4851。壊して土地にする場合は磐田市危険空き家等除却事業費補助金で工事費の2分の1・上限50万円、対象は特定空家または昭和56年5月31日以前に建築された危険空き家で市が現地調査で判定する。売って買い手を探す場合は磐田市空き家バンクへの掲載で補助金はなく、掲載情報を出すのは不動産関係事業者であり持ち主が市へ直接登録する仕組みではない。あわせて手順を3段階で示し、1は建てた年を確かめること、昭和56年5月31日が分かれ目で登記簿か固定資産税の課税明細書で確認できる。2は工事の契約より先に申請すること、交付申請後の事業にかかる経費が対象で工事後に申請しても対象にならない。3は年度内に終える段取りを組むこと、4月1日から3月31日までに着手から完了まで行い9月着手なら3月末が締めになる。さらに割り戻しとして、上限50万円を使い切るにはリフォーム工事費100万円が必要、上限150万円を使い切る例として建物800万円で80万円と工事140万円で70万円の合計940万円で約16パーセント、解体の上限50万円を使い切るには解体工事費100万円が必要であることを示している。
図2 磐田市「既存住宅取得等事業費補助金」「危険空き家解体費用の助成」「磐田市空き家バンク」の各ページから作成(2026年8月29日確認)。割り戻しの数字は筆者の概算。

評価——良い点を3つ、注文したい点を3つ

まず、良い点を3つ数えます。ひとつ目。既存住宅取得等事業費補助金が、新築ではなく「人が住んだことがある戸建て」に絞られていることです。新築に補助を付ければまちの外側に家が増えますが、この制度は今ある家に人を戻す方向を向いています。空き家が1,880戸ある市の制度としては、向きが正しい。

ふたつ目。リフォーム工事費の2分の1という設計が、全世帯共通で残されていることです。若者世帯・子育て世帯でなくても50万円までは届く。相続で家を引き継いだ50代・60代の方が、自分で住み直すという選択にも道が開いています。子育て世帯にしか使えない制度にしなかった点は、率直に評価します。

みっつ目。解体側の対象を、令和6年度から「平成27年5月26日前から使用していない建物」に絞ったことです。窓口の側から見れば申請は減ります。それでも絞ったのは、限られた予算を本当に危ない家へ回すためだと私は読みました。誰でも使える制度のほうが人気は出ますが、危険な家が先に消えるとは限りません。

そのうえで、一事業者として注文を3つ書きます。ひとつ目。空き家バンクの見せ方です。本体のページには物件が6件掲載されているのに、その中の「登録物件一覧」というサブページを開くと「ただいま登録されている特集以外の物件はございません。」と表示されます。2026年8月29日時点で、私が見たかぎり両者は食い違っています。持ち主がここまでたどり着いて、この一行を読んだらどう思うか。「磐田のバンクは空っぽなのか」と受け取って、そのまま閉じるはずです。ページの数を増やす前に、同じ事実がどのページでも同じに見えるようにしてほしい。

ふたつ目。「バンク登録」と「補助金」が別物であることを、両方のページの冒頭に一行で書いてほしいということです。補助金のページには空き家バンクの要件は書かれておらず、バンクのページは補助金の活用を案内している。間違ってはいません。ただ、この二つを行き来した持ち主が「登録すれば補助が出る」と読み取る余地は残ります。この読み違いは、起きても不思議はないと私は考えます。「バンクへの登録は補助金の要件ではありません」という一行が、市の側の手間としてはいちばん安い解決だと思います。

みっつ目。予算枠と実績を数字で出してほしい。市のページには「補助金は予算の範囲において交付しています。」とだけ書かれています。年度あたり何件分の枠があるのか、いつ埋まったのか、去年度は何件交付されたのか。私が確認した範囲では、どのページにも件数の記載は見当たりませんでした。枠が読めないと、ご家族に「今年度中に動きましょう」と勧めていいのか、私にも判断がつきません。1ページで足りる情報です。

対案・結論——相続した実家で、今日できる確認

制度としては筋が通っています。ただ、実際に相談に来る方の側に立つと、最初に出てくる質問は「それで、いくらかかるのか」「誰がいつ役所へ行くのか」です。そこに答える形で、順番を3つに整理します。

第一に、建てた年を先に確かめてください。登記簿か固定資産税の課税明細書を見れば、たいてい書いてあります。昭和56年5月31日を境に、話がまるごと変わります。それ以前の家を人に住んでもらう形で使うなら耐震の基準を満たす必要があり、壊す側の補助では逆にその年より前であることが対象の条件になります。この1つの数字が、直す・壊すの分かれ目に立っています。

第二に、工事の契約より先に、西庁舎2階へ行ってください。既存住宅取得等事業費補助金は、補助金の交付申請をしたあとの事業にかかる経費が対象です。リフォーム工事が終わってから申請しても、補助対象にはなりません。ここを外して1円も受け取れなかった話は、制度の説明の中でいちばん高くつきます。しかも「年度内(4月1日〜3月31日)で事業着手から事業完了まで行うことが必須」です。9月に動き出す家は、3月末までに工事を終える段取りで考えることになります。

第三に、空き家バンクに載せたいなら、市ではなく不動産事業者に相談してください。掲載の情報を出しているのは事業者です。私を含めて、磐田で営業している事業者に「バンクに載せたい」と伝えるところが入口になります。ここを取り違えると、市の窓口で「うちでは受けられません」と言われて、それだけで気持ちが折れてしまう方がいます。

最後に一言。体験ストックに該当する記録がないので、ここから先は私の意見として書きます。私は、この記事を読んで今日結論を出す必要はないと考えています。直すか壊すか売るか、決めるのは半年後でも構いません。ただ、建てた年と、名義が誰になっているかだけは、今週のうちに調べておいてほしい。家は、住む人がいなくなった日から傷み始めます。傷みが進むほど、直す側の補助も届かなくなり、壊す側の見積もりだけが上がっていく。制度は、知っている人だけが得をする。それが私はいちばんよくないと思っています。だからこの記事では、限度額の数字よりも、申請の順番のほうを太字にしました。

よくある質問

Q. 磐田市の空き家バンクに登録すれば、市の補助金がもらえますか。

もらえません。磐田市空き家バンクは、不動産関係事業者からの情報を市が掲載する仕組みで、補助金の交付要件にバンクへの登録は含まれていません。改修などに使えるのは別制度の「既存住宅取得等事業費補助金」で、交付限度額は世帯区分により50万円・100万円・150万円です。バンクに載せる・載せないと、補助を受ける・受けないは、別々に判断できます。

Q. 既存住宅取得等事業費補助金の上限150万円は、誰でも受けられますか。

受けられません。150万円は、世帯全員が39歳以下の「若者世帯」または中学生以下の子どもが同居する「子育て世帯」が、世帯全員1年以上市外に住んでいた状態から転居してくる場合の限度額です。市内転居などは100万円、それ以外の世帯は50万円で、対象もリフォーム工事費の2分の1だけになります。いずれも事業完了日から10年間居住する見込みと、自治会加入が条件です。

Q. 相続した実家を解体したい場合、磐田市に補助はありますか。

「磐田市危険空き家等除却事業費補助金」があり、対象工事費の2分の1以内・限度額50万円です。ただし対象は、空家等対策特別措置法に基づく特定空家か、昭和56年5月31日以前に建築された危険空き家で、いずれも市の現地調査で判定されます。令和6年度からは平成27年5月26日前から使用していない建物に限定されました。普通に住めていた実家は対象外になる可能性が高いです。

著者・大石浩之の顔写真

大石浩之(磐田市/不動産業・宅地建物取引士)

磐田市で小さな不動産業を営み、実家じまい・空き家・相続・介護にからむご相談を一件ずつ受けています。 理念より、家計と段取りで考えます。 プロフィール

出典(2026年8月確認)

  • 磐田市「既存住宅取得等事業費補助金」(ページ番号1001513、2026年8月29日確認。交付限度額=若者世帯・子育て世帯で「市外から転居(世帯全員が1年以上市外に居住) 150万円/市内転居等(上記以外) 100万円」、上記以外の世帯50万円。補助率=リフォーム工事費の1/2〈全世帯共通〉、建物購入費の1/10および除却費の1/2〈若者世帯・子育て世帯のみ〉。千円未満切り捨て。「若者世帯」=世帯全員が39歳以下、「子育て世帯」=中学生以下の子ども〈胎児含む〉が同居。既存住宅=人が住んだことがある戸建てで現に使用していない又は3カ月以内に使用しなくなるもの。事業完了日から10年間居住する見込み、市税の滞納がないこと、自治会加入、市内に他の自己居住用所有建物がないこと。昭和56年5月31日以前の基準で建築の場合は耐震評点1.0以上〈木造〉またはIs値0.6以上。「補助金は予算の範囲において交付しています。」「補助金の利用には、年度内(4月1日~3月31日)で事業着手から事業完了まで行うことが必須です。」補助金交付申請後の事業にかかる経費が対象で、リフォーム工事後の申請は対象外。窓口=建設部 建築住宅課 住宅管理グループ〈西庁舎2階、電話0538-37-4851、受付8:30〜17:15〉。交付実績・件数・予算枠の金額の記載は見当たらない) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/kurashi_tetsuzuki/juutaku_pet_seikatsu/juutaku/1001513.html
  • 磐田市「危険空き家解体費用の助成(磐田市危険空き家等除却事業費補助金)」(ページ番号1001515、2026年8月29日確認。「対象工事費の2分の1以内で、限度額は50万円となります。」対象=空家等対策特別措置法に基づく特定空家、または昭和56年5月31日以前に建築された危険空き家で、いずれも市の現地調査で判定。対象工事=空き家および敷地内の埋設物・門・塀・樹木などを解体撤去し原則更地にする工事。市税の滞納がないこと、所有権以外の権利がないか全権利者の同意、他の補助金を受けている場合は交付日から10年以上経過。令和6年度から名称を「空き家」から「危険空き家等」に改称し、対象を平成27年5月26日前から使用していない建物に限定) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/kurashi_tetsuzuki/juutaku_pet_seikatsu/1010112/1001515.html
  • 磐田市「磐田市空き家バンク」(ページ番号1009122、2026年8月29日確認。「磐田市空き家バンクは、不動産関係事業者からの情報を掲載したものです。購入を希望される方は、直接不動産関係事業者にご相談ください。」登録できるのは市内の一戸建てで、事業者が所有または媒介契約を締結しているもの。2026年8月7日更新時点の掲載は6件〈特集物件=No.39岩井19,800,000円、No.28城之崎23,300,000円/一般物件=No.57東新町8,900,000円、No.50合代島17,200,000円、No.43海老島8,800,000円、No.19城之崎18,990,000円〉。累計登録件数・成約件数の記載は見当たらない) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/kurashi_tetsuzuki/juutaku_pet_seikatsu/1010112/1009122/index.html
  • 磐田市「空き家バンク 登録物件一覧」(2026年8月29日確認。「ただいま登録されている特集以外の物件はございません。」と表示され、本体ページの掲載内容と食い違っている) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/kurashi_tetsuzuki/juutaku_pet_seikatsu/1010112/1009122/1009259/index.html
  • 磐田市「磐田市空家等対策計画」(ページ番号1001514、2026年8月29日確認。計画期間は令和4年度から令和8年度までの5年間。戸建て住宅の空き家数は現状〈令和2年度〉1,880戸、目標〈令和8年度〉2,000戸未満。管理不全空き家の改善割合は現状39%、目標50%以上) https://www.city.iwata.shizuoka.jp/kurashi_tetsuzuki/juutaku_pet_seikatsu/1010112/1001514.html
  • 本連載の既報:空き家は増え、移住は取り合いの時代(記事0051)、中古住宅に最大150万円(記事0084)、磐田の空き家は、なぜ増えていくのですか?(記事0118)、空き家を放置すると、どのような負担が生じますか?(記事0121)、昭和56年より前に建った磐田の家に、まだ使える耐震の補助がある(記事0246)

※本文の「313戸に1件」「上限50万円を使い切るにはリフォーム工事費100万円」「940万円動かして150万円・約16%」「限度額50万円を使い切るには解体工事費100万円」は、公表値をもとにした筆者のごく粗い概算です。解体費が100万円に届く/届かないという見立ては、私の現場での感覚であり、市が示した数字ではありません。補助対象になる工事の範囲は要綱で定められており、実際の交付額は工事の内容によって変わります。年度あたりの予算枠の金額・件数、交付実績の件数は、2026年8月29日に私が到達できた磐田市の公式ページには記載が見当たりませんでした。「公表されていない」ではなく「到達できたページには記載がなかった」という意味です。制度の内容・限度額・要件・受付は変更される場合があります。申請の可否と手順は、磐田市建設部 建築住宅課 住宅管理グループ(電話0538-37-4851)でご確認ください。相続登記や税の個別の判断は、司法書士・税理士など専門家にご相談ください。