Q. 里親になるか決めていなくても、相談会へ行けますか。
行けます。磐田市の里親相談会は2026年9月9日水曜日、午後1時から3時まで中央図書館展示室で開かれ、予約は不要です。市は「少しでも興味のある人」を対象にしています。申請を決める場ではなく、4種類の違いや家庭に合う関わり方を質問する入口です。
9月9日午後1時、中央図書館展示室で予約不要
磐田市の里親相談会は、2026年9月9日水曜日の午後1時から午後3時まで、磐田市立中央図書館の展示室で開かれます。予約不要です。希望する人は、問い合わせ先へ事前予約もできます。
対象は、里親制度に少しでも興味のある人です。磐田市の開催案内には、居住地や年齢による限定は書かれていません。制度への質問に答える会として案内されています。
同じ中央図書館では、9月9日水曜日から13日日曜日まで「里親パネル展~里親ってなあに?~」も開かれます。相談員と話す前に展示を見る、9日に都合が合わなければ展示から知る、という入り方ができます。
問い合わせ先は「児童家庭支援センターたより」で、電話は0538-24-7951です。開催案内に、持参物、相談一組あたりの時間、費用の記載はありません。必要な確認がある人は、電話で先に聞けます。
相談できるのは、里親になる前の疑問
里親相談会で確認できるのは、子どもを受け入れる期間、家庭側の条件、研修、登録までの流れ、委託後の支援など、里親になる前の疑問です。磐田市は、家族と離れて暮らす子どもを家庭環境の下で養育する制度だと説明しています。
里親は、知事の認定を受けます。申請書を出した後、研修、家庭状況の調査、審査を経て認定・登録となり、申請から登録までは、おおむね数か月と案内されています。
登録したら、すぐ必ず子どもが委託されると決まるわけではありません。子どもの状況と里親家庭の条件を児童相談所が検討します。委託後は養育経費が公費で支給され、児童相談所などが悩みや不安の相談に対応します。
家族の中で支えを必要とする子どもに周囲がどう気づくかは、ヤングケアラーを扱った記事でも書きました。ただし、里親制度とヤングケアラー支援は同じ仕組みではありません。子どもの負担を家庭だけに閉じない、という視点が共通します。
里親は4種類、養子縁組だけではない
磐田市が案内する里親は、養育里親、専門里親、親族里親、養子縁組里親の4種類です。「里親はすべて養子縁組を前提にする」という理解ではありません。ここは、最初に分けて聞きたい点です。
養育里親は、家族と暮らせない子どもを一定期間養育します。専門里親は、虐待を受けた子どもなど、専門的な援助を必要とする子どもを養育します。親族里親は、両親の死亡などで養育できない場合に、祖父母などの親族が担います。
養子縁組里親は、養子縁組によって養親となることを希望する里親です。四つは、目的も要件も同じではありません。自分の家庭がどれに当てはまるかを、名称だけで決めない方が安全です。
意外なのは、週末、夏休み、冬休みだけ子どもを預かる制度もあることです。長期間の同居だけが関わり方ではありません。ただし、短期間なら負担が軽いと決めつけず、必要な手順と役割を相談員へ確認します。
良い点——図書館で、予約せずに聞ける
今回の相談会で良い点は、日常的に利用する中央図書館で、予約をせずに話を聞けることです。市役所や専門機関へ電話する前に、展示室へ立ち寄れる形は、関心と申請の間を埋めます。
良い点は二つあります。一つめは、市が「少しでも興味のある人」と書いていることです。家庭内で結論を出してから行くのではなく、分からないことがある状態で行けます。
二つめは、相談会の一日だけでなく、9月13日までパネル展を続けることです。対面で話すのはまだ早いと感じる人にも、制度名と四つの種類を知る機会が残ります。
子育てや家庭の相談先を探している場合は、磐田市こども若者家庭センターの三つの電話窓口も確認できます。里親相談会の問い合わせ先とは別なので、相談内容に合わせて選びます。
注文——「何を聞けばよいか」まで一枚にしてほしい
一事業者から注文したいのは、日時と電話番号だけでなく、初めての人が聞く項目を三つでも公式ページに載せることです。予約不要でも、何を聞けばよいか分からなければ、入口は半分しか開いていません。
制度としては筋が通っています。ただ、家庭が実際に動くとき、最初に出るのは「仕事を続けながら可能か」「実子とどう話すか」「週末だけでも対象か」といった生活の質問です。制度名の説明だけでは、家族の予定に置き換えられません。
もう一つは、費用、持参物、相談時間の目安、子ども連れで相談できるかを開催案内に書くことです。2026年9月5日の確認時点では記載がありません。分からない項目を分からないままにせず、電話確認が必要だと案内するだけでも動きやすくなります。
発達の相談をためらう時間を扱った記事でも、関心が小さい段階で話せる入口の意味を書きました。相談会は、困り事が大きくなった後だけの場所にしない方が使われます。
中央図書館へ行く前に、駐車場所を確認する
会場の磐田市立中央図書館は磐田市見付3599-5にあり、2026年9月9日水曜日は午前9時から午後7時まで開館予定です。相談会の午後1時から3時は、開館時間内です。
無料駐車場はあります。ただし、図書館公式案内は、埋蔵文化財センター東側の「JA遠州中央 第2駐車場」を利用するよう示しています。図書館南側のJA遠州中央本店併設駐車場には駐車できません。
公共交通では、JR磐田駅北口から遠鉄バス磐田天竜線に乗り、「図書館前」で下車して徒歩1分です。駐車台数には限りがあるため、公式案内は乗り合わせも呼びかけています。
当日の開館や会場変更は、出発前に公式ページで確かめます。図書館の年間カレンダーには、休館日が変更される場合があるとの注記があります。
今日できる準備は、質問を三つ書くこと
相談会へ行くか迷っている人が今日できる準備は、家族で答えを出すことではなく、聞きたい質問を三つだけ紙に書くことです。暮らしの条件から書けば、制度の説明を自分の家へ引き寄せられます。
一つめは「平日に家を空ける時間があっても可能か」。二つめは「実子や同居家族への説明と確認は、どの段階で必要か」。三つめは「週末や長期休みの受入れから知る方法はあるか」。家庭ごとに質問は変わります。
すでに子どもや家庭の安全について差し迫った悩みがある場合は、9月9日を待つ話ではありません。夜間・休日を含む子どもの相談先を整理した記事も参照し、内容に合う公的窓口へ連絡してください。
私には、里親になった経験も、この相談会へ参加した体験記録もありません。ここからは、磐田で家族の相談に接する一事業者としての意見です。経験者の言葉のようには書きません。
里親相談会は、里親になると決めた人だけの場所ではない。決めていないからこそ、四つの種類と数か月の手順を先に聞く価値があります。話を聞いた結果、今は担えないと判断することも、家族と子どもに対する誠実な判断です。
私にも迷いがあります。家庭で育つ場を必要とする子どもがいる事実は重い。一方、善意だけで生活の時間や家族関係まで背負えるとは言えません。だから「関心があるなら進む」ではなく、「関心があるなら、まず具体を聞く」という順番が要ります。
最後に一言。9月9日の二時間で、人生の結論を出す必要はありません。予約不要という入口を使い、分からないことを一つ減らす。それで十分です。制度は、知っている人だけのものになった瞬間に、地域の道具ではなくなります。
よくある質問
Q. 磐田市の里親相談会は、いつどこで開かれますか。
2026年9月9日水曜日の午後1時から午後3時まで、磐田市立中央図書館の展示室で開かれます。所在地は磐田市見付3599-5です。予約は不要ですが、希望する人は事前予約もできます。開催内容は変更の可能性があるため公式ページも確認してください。
Q. 里親になると決めていなくても相談できますか。
磐田市は、里親制度に少しでも興味のある人を対象として案内しています。申請を決めている人だけの会ではありません。養育里親など4種類の違い、研修や調査、生活との両立、短期間の受入れについて、分からない点を質問する入口として利用できます。
Q. 週末や長期休みだけ子どもを受け入れる制度はありますか。
磐田市の公式ページは、週末、夏休み、冬休みだけ子どもを預かる制度もあると案内しています。誰でも直ちに受け入れられる意味ではありません。希望する期間や家庭の状況を相談会で伝え、必要な研修、調査、認定などの手順を確認してください。
出典(2026年9月確認)
- 磐田市「里親になりませんか」(2026年9月5日確認、ページ更新2026年4月16日)
- 磐田市立図書館「中央図書館」(所在地・開館時間・交通、2026年9月5日確認)
- 磐田市立図書館「年間カレンダー」(2026年9月の開館予定、2026年9月5日確認)
- 磐田市立中央図書館「アクセス・駐車場のご案内」(駐車場所・公共交通、2026年9月5日確認)
※開催日時、会場、開館日、相談内容、登録要件、支援内容は変更される場合があります。費用、持参物、個別の家庭が対象となるかは記事の出典だけでは確定できません。最新情報と個別条件は、児童家庭支援センターたよりまたは磐田市の公式窓口へご確認ください。
