Q. 家族や従業員の様子が気になる。どこへ相談すればいい?
緊急で命の危険があるときは119または110。今すぐの危険がなくても、本人・家族・同僚は、#いのちSOS、よりそいホットライン、匿名のSNS相談を使えます。2026年の自殺予防週間は9月10日から16日。磐田では平気なうちに番号と受付時間を控えてください。
9月10日を待たず、相談先を控えておく
2026年の自殺予防週間は、9月10日(木)から9月16日(水)までの7日間です。厚生労働省は2026年9月1日、電話とSNSの相談体制を期間中に拡充すると公表しました。
週間が始まるから相談するのではありません。相談は2026年9月9日でも、その後でも使えます。週間は、番号を知り、スマートフォンへ登録するきっかけです。
厚生労働省の資料では、2025年の小中高生の自殺者数は538人でした。統計開始後で最多です。子ども向けだけでなく、働く人、家族、年齢を問わない窓口も案内されています。
家族や従業員の変化を、店主や親が診断する必要はありません。眠れない、食べられない、連絡が途切れるなど気になる変化が続いたら、専門の入口へつなぐ。本人が電話できない日は、周りの人が相談方法を尋ねることもできます。
パートと正社員の健康診断を整理した記事では、雇用区分より労働時間と契約期間を確認しました。こころの不調も、職場の印象だけで決めず、医療や相談の専門職へ渡す線引きが要ります。
2026年9月10日から、電話とSNSが厚くなる
厚生労働省の発表では、2026年9月10日から16日に、無料電話や匿名チャットの相談員増員と時間延長が行われます。窓口ごとに期間と受付時間は違います。
「#いのちSOS」は0120-061-338。無料で24時間365日つながり、週間中は相談員を増やします。「死にたい」「消えたい」「生きることに疲れた」といった気持ちを話せる窓口です。
「よりそいホットライン」は0120-279-338。通常も24時間で、050から始まるIP電話は050-3655-0279です。案内に従い、外国語を含む専門対応を選べます。
「いのちの電話」の7日間無料相談は0120-783-556。2026年9月10日午前8時から9月17日午前8時まで、168時間連続で受け付けます。通常時間とは異なる、週間中の集中対応です。
電話をかけにくい方にはSNSがあります。「あなたのいばしょ」は24時間365日、無料・匿名のWebチャットです。週間中は相談員を増やします。
「生きづらびっと」はLINE、Web、Facebookから利用できます。LINE IDは「@yorisoi-chat」です。2026年9月10日午前8時から16日午後10時30分までは、連続稼働と増員が公表されています。
受付の終了直前は混み合うことがあります。一つがつながらなければ、電話からチャットへ、全国窓口から地元窓口へ移ってかまいません。相談先を一つだけにしないことが、待つ時間を短くします。
磐田では、iプラザと静岡県西部の番号がある
磐田市民が地元で相談する入口は、iプラザ3階の「こころの寄り添い相談」と、静岡県の「こころの電話」西部地域です。どちらも2026年更新の公式案内で番号と時間を確認しました。
磐田市の「こころの寄り添い相談」は予約制です。予約先は健康増進課0538-37-2013。磐田市在住者が対象で、電話または対面により1回最大60分程度相談できます。
相談日は第2・第4金曜の午前10時から正午です。電話予約は午前8時30分から午後5時15分。LINEでも予約できます。場所はiプラザ3階、磐田市国府台57番地7です。
静岡県の「こころの電話」西部地域は0538-37-5560。月曜から金曜の午前8時30分から11時45分、午後1時から4時30分です。土日、祝日、年末年始は休みです。
日中に対面で話したいなら磐田市、平日に県の専門窓口へ電話するなら西部地域。夜や休日なら24時間の電話またはチャット。この三段に分けると、受付外の番号へ何度もかけずに済みます。
夏休みの終わりに子どもが出すサインと磐田の相談先には、24時間子供SOSダイヤルなどを載せています。18歳までの子ども本人が使う番号は、そちらも一緒に控えてください。
良い点——話す方法を一つに決めていない
2026年の案内で良い点は、電話、LINE、Webチャット、対面を並べ、相談方法を一つに決めていないことです。声を出せない夜に、匿名チャットという別の入口があります。
24時間窓口が複数ある点も良い。#いのちSOS、よりそいホットライン、あなたのいばしょは、同じ時間帯に選択肢を残します。一つが混雑しても、別の方法へ移れます。
地元の対面相談がiプラザにあることも助かります。国府台57番地7という場所まで分かれば、全国窓口の後に顔を合わせて話したい方が次の予定を立てられます。
厚生労働省は期間中、15自治体で時間延長などを行い、42自治体で無料電話を実施すると公表しました。民間6団体も相談員増員などを予定しています。週間が標語だけで終わらず、受ける側の人数と時間へつながっています。
注文——番号の一覧を、時間の地図にしてほしい
相談先は、つらくなってから探すものじゃない。平気な日に電話とSNSを控えておく。制度を説明するより先に、今日つながる番号を一つ見つける。私はその順番が必要だと考えます。
ただ、国、市、県、民間のページを行き来しなければ、今夜つながる先と平日日中の先を比べられません。番号が複数あることは良い。選ぶ負担まで利用者へ渡している点には注文があります。
一事業者として望むのは、磐田市のページに「緊急時」「24時間」「平日日中」の3欄を置くことです。今ある窓口を時間帯で並べ直すだけでも、探す手数は減ります。
店や会社にも同じ段取りが要ります。上司が原因を決めつけたり、励まして解決しようとしたりするのではない。就業規則や休暇の案内と一緒に、外部相談先を紙とスマートフォンで渡せる状態にします。
介護する家族が孤立しないためのQ&Aで扱った家族の負担も、本人だけの我慢にしない話です。ヤングケアラーに地域が気づく記事も、周りが変化を抱え込まず相談へ渡す入口になります。
私は危機対応や医療の専門職ではありません。家族や従業員の変化から病名を判断できないし、判断してはいけない。ここで書くのは体験談ではなく、商売と暮らしの中で連絡先を先に準備する段取りについての意見です。
資料を読んでいて、番号を多く載せるほど助けになるのか、私は迷いました。しんどいときに十数件から選ぶのは難しい。そこでこの記事では、緊急時、24時間、平日日中の三つへ絞りました。
今日できること——3欄の相談カードを作る
2026年9月9日にできるのは、紙かスマートフォンのメモへ「緊急時・今夜・平日日中」の3欄を作ることです。本人用だけでなく、家族や店の連絡先として保存します。
緊急時は119または110。今夜は#いのちSOSの0120-061-338、よりそいホットラインの0120-279-338、匿名チャットの「あなたのいばしょ」。平日日中は磐田市0538-37-2013、静岡県西部0538-37-5560です。
カードには受付時間も書きます。市の対面相談は予約制で第2・第4金曜。県西部は平日の日中です。番号だけを保存すると、受付外だったときに行き止まりになります。
本人へ渡すときは「使うべきだ」と迫らず、「私も控えた」と伝えるだけでよい。相談するかどうかを今日決めなくても、入口を知った状態にはできます。
最後に一言。支える側が一人で背負う必要もありません。正しい言葉を探して黙るより、専門窓口へ「何と声をかければよいか」と尋ねる。番号を先に控えるのは、その最初の一手です。
よくある質問
Q. 本人ではなく、家族や同僚が相談してもよいですか?
本人以外から相談できる窓口もあります。窓口ごとに対象が違うため、最初に「本人ではなく家族です」「同僚の変化が気になります」と伝えてください。磐田市在住者は健康増進課0538-37-2013へ、利用できる相談方法を予約前に確認できます。
Q. 電話で話すのが難しいとき、SNSの相談先はありますか?
あります。厚生労働省が案内する「あなたのいばしょ」は、24時間365日、無料・匿名のWebチャットです。「生きづらびっと」はLINEやWebから相談できます。受付時間は窓口ごとに異なるため、公式ページを開いて確認してください。
Q. 今まさに命の危険があるときも、相談窓口へ電話しますか?
今まさに命の危険があり救急を要する場合は119、事件性や緊急の保護を要する場合は110です。意識がない、けがをしているなど切迫した状況では、通常の相談窓口の順番を待たないでください。安全を確保した後の継続相談に、掲載した窓口を使います。
出典(2026年9月確認)
- 厚生労働省「令和8年度自殺予防週間」(2026年9月1日公表。週間の日付、電話・SNS相談の拡充内容、2025年の小中高生538人を確認。2026年9月9日にHTTP 200を確認)
- 厚生労働省「電話相談窓口」/同「SNS相談」(各窓口の番号、利用方法、通常の受付時間を確認。2026年9月9日にHTTP 200を確認)
- 磐田市「こころの相談窓口一覧」(2026年3月27日更新。こころの寄り添い相談の対象、予約先、日時、場所を確認。2026年9月9日にHTTP 200を確認)
- 静岡県「相談」(2026年4月17日更新。こころの電話西部地域の番号、時間、休止日を確認。2026年9月9日にHTTP 200を確認)
※相談先の受付時間、電話番号、実施日は変更される場合があります。最新情報は各公式ページでご確認ください。本記事は医療上の診断や治療に代わるものではありません。今まさに命の危険があり救急を要する場合は119、事件性や緊急の保護を要する場合は110へ連絡してください。発表資料の詳細欄には週間の曜日表記に不一致があるため、公式概要の日付と2026年の暦を照合し、9月10日(木)から16日(水)と記載しました。
