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磐田市のデマンド型乗合タクシー「お助け号」

/磐田市で暮らす大石浩之(大石ひろゆき)が調べてまとめました。

磐田市で車の運転をやめたあと、買い物や通院の足に困る人は少なくない。磐田市はそうした移動の不安に応えるため、デマンド型乗合タクシー「お助け号」を運行している。事前に予約した時間に自宅の近くまでタクシーが迎えに来て、移動距離や乗る人数にかかわらず決まった運賃で目的地まで送ってくれる仕組みで、免許を返納した高齢者だけでなく、車を持たない市民も年齢を問わず利用できる。

磐田市内では竜洋、福田、豊岡、磐田北部、磐田東部、磐田南部、豊田、磐田中央の8路線でお助け号が走っており、月曜から土曜まで、地区ごとに決められた時刻表に沿って運行している。利用には無料の事前登録が必要で、当日いきなり乗ることはできない。この記事では、磐田市の乗合タクシーとして「お助け号」がどんな仕組みで動いているか、利用者登録から予約、割引制度までの流れを整理する。

お助け号 早見表

運行主体磐田市(自治市民部 自治デザイン課)
運行日月曜〜土曜。日曜・祝日、年末年始(12月31日〜1月3日)は運休
運行地区竜洋線・福田線・豊岡線・磐田北部線・磐田東部線・磐田南部線・豊田線・磐田中央線の8路線
利用条件無料の事前利用者登録が必要。誰でも利用可(磐田中央線のみ年齢制限あり)
予約方法電話予約。磐田中央線・豊田線はインターネット予約も可(行きは2時間前、帰りは1時間前までに予約)
割引制度運転経歴証明書を持つ65歳以上の市民は運賃半額(8路線対象)
問い合わせ自治デザイン課 交通政策グループ 0538-37-4751(平日8時30分〜17時15分)

具体的な運賃額や各路線の時刻表は改定されることがあるため、最新の内容は磐田市公式サイトで確認してください。

磐田のお助け号とは何か

お助け号は、磐田市が運行するデマンド型、つまり予約があったときだけ走る乗合タクシーだ。路線バスのように決まったルートを常に走るのではなく、利用者からの予約に応じて、自宅の近くまで車両が迎えに来る。運賃は移動距離や乗車人数にかかわらず一定額で、行き先ごとに決められた運賃にもとづいて支払う仕組みになっている。同じ時間帯に近いルートを予約した別の利用者と乗り合わせることもあり、そこが「乗合」タクシーと呼ばれる理由でもある。

対象地区は竜洋・福田・豊岡・磐田北部・磐田東部・磐田南部・豊田・磐田中央の8路線に分かれており、住んでいる地区によって使える路線と時刻表が変わる。磐田中央線のみ利用対象者に年齢の条件があるが、それ以外の路線は年齢を問わず誰でも利用できる。運行は月曜日から土曜日までで、日曜・祝日と年末年始(12月31日から1月3日まで)は運休となる。担当するのは磐田市自治市民部の自治デザイン課で、路線ごとの詳しい担当区域は市の公式サイトで確認できる。

磐田の乗合タクシーを予約する前に

磐田市の乗合タクシーを利用するには、まず事前に無料の利用者登録を済ませる必要がある。利用登録票に記入し、自治デザイン課や各支所、交流センターの窓口に提出すると、登録からおおむね2週間ほどで利用者証が自宅に郵送で届く。この利用者証がないと、電話やインターネットで予約をしても乗車できないため、初めて使う人はまず登録から始めることになる。窓口が近くにない地区でも、支所や交流センターに提出できるのはありがたい仕組みだ。

予約は電話で受け付けているほか、磐田中央線と豊田線については令和7年2月10日からインターネット予約も選べるようになった。従来の電話予約では難しかった夜間の申し込みができるようになったのが大きな変化だ。行きの便は乗車の2時間前まで、帰りの便は1時間前までに予約する必要があり、午前9時より前の便を使いたい場合は前日の午後5時までに申し込む決まりになっている。月に1回程度、システムメンテナンスのため予約を受け付けられない時間帯があるので、通院や外出の予定が決まったら早めに手配しておきたい。

磐田のデマンドタクシーで暮らしはどう変わるか

磐田のデマンドタクシーの特徴は、バス停や駅まで歩かなくても、自宅の近くまで車両が迎えに来てくれる点にある。足腰に不安がある人や、最寄りのバス停まで距離がある地区に住む人にとって、通院や買い物のたびに一般のタクシーを個別に呼ぶより負担が軽くなる仕組みだ。時刻表に沿って走るため、行き先や時間帯によっては同じ地区の別の利用者と乗り合わせることもある。

運転免許証を自主返納した65歳以上の市民には、運賃が半額になる割引制度も用意されている。対象は運転経歴証明書を持つ人で、全8路線で適用される。免許を返す判断は移動の不便さと引き換えになりがちだが、こうした割引があることで、返納後の生活を後押しする狙いがうかがえる。運賃の具体的な金額や各路線の時刻表は改定されることがあるため、利用する前に磐田市公式サイトで最新の内容を確認しておくと安心だ。

現場メモ:現場から

不動産の仕事で高齢の入居者や、そのご家族の相談を受けていると、「免許を返したあと、どうやって病院に通うか」という話に必ずぶつかる。家族が近くに住んでいない世帯ほど、この一台の予約が生活を左右する場面を見てきた。運営に関わっている高齢者向け住宅でも、通院の日にどう外出するかは毎回の悩みごとだ。

学習支援の現場では、部活動や塾で帰りが遅くなる中高生の送迎に悩む家庭の声も聞く。お助け号は日曜・祝日が運休のため、休日の外出には別の手段を考える必要があるが、平日に決まった運賃で自宅まで迎えに来てくれる仕組みがあること自体が、車を持たない世帯にとって磐田で暮らし続ける支えになっていると感じる。

車を手放すか考えているときに、いっしょに調べること

免許返納のあと、磐田でどう移動するか。

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