Q. 磐田市で、夜中でも使えるAEDはどこですか。
市公式一覧では、栄町自転車等駐車場や、市内各地区の中学校外壁などに24時間利用可能なAEDがあります。ただし、場所を知るだけでは足りません。倒れた人を一人にせず、119番、応援要請、胸骨圧迫、AED手配を同時に進められるよう、店舗周辺の入口まで平時に確認します。
2026年の救急医療週間は9月6日から12日
消防庁は2026年9月1日、「救急の日」を9月9日、「救急医療週間」を9月6日から9月12日までと発表しました。突然人が倒れる場面に備え、救急講習で心肺蘇生法やAEDの使い方を身につけるよう呼びかけています。
消防庁資料に、磐田市内のAED設置場所は載っていません。場所と利用時間は、磐田市が公開する地区別の「AEDの設置状況」で確認します。2026年9月2日現在、磐田、福田、竜洋、豊田、豊岡、その他の公共施設に分かれています。
AEDは自動体外式除細動器です。磐田市は、心電図を自動で診断し、電気ショックが必要かを判断するため、一般市民も音声案内に沿って操作できると説明しています。
2026年10月17日のケガ予防講演会は、転倒や事故を減らす話です。予防と救命は別ですが、どちらも「起きてから検索する」のでは遅い点は同じです。
市公式で24時間と明記されたAED設置場所
磐田市公式の地区別一覧には、屋外壁面や駐車場入口など、24時間利用可能と明記されたAEDがあります。2026年9月2日に確認できた主な場所を、地区が偏らないように整理します。
- 磐田地区:栄町自転車等駐車場(中泉993-1、2階入口付近)
- 磐田地区:磐田第一中学校(国府台39-1、体育館外壁北面)
- 磐田地区:城山中学校(見付263-3、体育館外壁西面)
- 磐田地区:向陽中学校(向笠竹之内1162-2、駐輪場)
- 磐田地区:神明中学校(鎌田2262-74、中校舎外壁南面)
- 磐田地区:南部中学校(野箱32、南校舎外壁南面)
- 福田地区:福田中学校(福田中島3753-1、体育館入口外壁)
- 竜洋地区:竜洋中学校(豊岡4473-8、来客用玄関入口)
- 豊田地区:ながふじ学府一体校(加茂243、校舎北西入口外壁)
- 豊田地区:豊田南中学校(立野200、校舎入口外壁)
- 豊岡地区:豊岡中学校(合代島943、校舎入口外壁)
その他の公共施設一覧では、磐田西高等学校の体育館外側北東壁面、磐田南高等学校の校舎北側グラウンド側通路、磐田東高等学校の体育館グラウンド側軒下も24時間と明記されています。
意外だったのは、市役所のAEDが24時間ではないことです。磐田市役所の使用可能時間は8時30分から17時15分。iプラザは8時から22時です。公的施設だから夜間も使える、という思い込みはできません。
「24時間表記」は「24時間使える」という意味ではない
全国AEDマップで使われる「24時間表記」という言葉は、時刻を午前・午後ではなく00時から24時で表示する意味であり、終日利用できる意味とは限りません。たとえば「08:30〜17:00(24時間表記)」は、夕方5時までです。
日本救急医療財団の全国AEDマップには、磐田市内で「365日24時間使用可」とされた地点もあります。ただし、登録更新日が古い場所や、長期休暇中は使えない可能性があるという注記、外部利用は日中だけという注記が混ざります。
検索結果のピンを見て終わらず、利用可能時間と注記を読みます。市の公共施設は市公式の地区別一覧を優先し、民間施設は全国AEDマップと施設の案内を照合します。
AEDはあるだけじゃ意味ない。夜に扉が閉まるなら、地図のピンは役に立たない。一言メモは空欄だったため、理念より段取りの実利で考える原則を選びました。
使える場所は、施設名ではなく「入口」まで覚える
AEDの位置は、学校名や施設名だけでなく、体育館外壁の方角、駐輪場、2階入口まで確認します。同じ学校に2台あり、校内の1台は日中のみ、外壁の1台は24時間という施設があります。
栄町自転車等駐車場なら2階入口付近。磐田第一中学校なら体育館外壁北面。神明中学校なら中校舎外壁南面です。「学校にある」とだけ覚えると、夜間に校門の周りを探す時間が増えます。
私は磐田で商売をする側として、店舗から一番近いピンより、夜でもたどれる入口を優先します。ただし、体験ストックにAEDを使った救命現場の記録はありません。ここは救命実話ではなく、事業所の段取りに関する私の意見です。
私にも迷いがあります。防犯上、学校敷地へ夜間に入ることへためらいを持つ方はいるでしょう。だからこそ、市公式一覧に「24時間」と書くだけでなく、道路側から見える案内や入口写真があると動きやすくなります。
評価——地区別一覧は良い、入口の見せ方に注文がある
磐田市のAED公開で良い点は、施設名、住所、電話番号、設置場所、使用可能時間を地区別に載せていることです。校内と外壁で利用時間が違う場合も分けています。市内全域を一つの長い表にせず、磐田・福田・竜洋・豊田・豊岡で探せる点も実用的です。
磐田市立総合病院が救急車6,011台を受けとめた記事で書いたように、救急医療の負担は病院だけの話ではありません。救急車が到着するまでの市民の動きも、救命の一部です。
その上で市へ注文したいのは、24時間利用可能な地点だけを抽出できる一覧と、屋外設置場所の写真です。現在は地区ページを開き、各施設の使用可能時間を一件ずつ読みます。夜間に急いでいる人へ求める操作としては多い。
すべての民間AEDを市が保証してほしいという話ではありません。市が管理する情報の範囲と、全国AEDマップの登録情報を分けた上で、更新日と入口を見せてほしい。一事業者からの要望です。
人が倒れたら、119番・胸骨圧迫・AED手配を分担する
反応がなく、普段どおりの呼吸がない人を見つけたら、119番通報と応援要請を行い、胸骨圧迫を始め、協力者にAEDを取りに行ってもらいます。磐田市の心肺蘇生法案内は、協力者がいる場合、AEDの準備中も心肺蘇生を続けるよう説明しています。
「誰か呼んでください」では動きが重なります。近くの人を指し、「あなたは119番」「あなたは栄町自転車等駐車場2階入口のAED」と、役割と行き先を具体的に頼みます。
一人しかいない場合は、119番へ通報し、通信指令員の指示に従います。傷病者を残して地図を見ながら探し回る前に、通報して場所と状況を伝えます。AEDが届いたら電源を入れ、音声メッセージに従います。
かかりつけ医が閉まる日の磐田の夜間・休日医療では、急患センター、市立総合病院、救急相談電話を整理しました。心停止が疑われる場面は、診療時間を調べる前に119番です。
磐田の店舗で、今日10分でする確認
磐田市内の店舗や職場は、昼・夜・休日の3条件で、最寄りのAEDを一つずつ確認します。同じ地点でも営業時間で使えなくなるため、昼の施設と24時間の屋外設置を分けます。
店の入口から現地まで歩き、信号、横断歩道、校門、階段、外壁の方角を見ます。スマートフォンの地図には、施設名ではなく「体育館外壁北面」までメモします。従業員の連絡表とレジ付近にも紙で残します。
福田漁港の花火大会で救護所とAEDの表示を求めた記事では、大勢が集まる場所ほど、あることより事前に位置を知ることが効くと書きました。普段の店舗でも同じです。
最後に一言。救急医療週間にAEDの場所を一度検索する。それだけでは足りません。夜に開く入口まで歩き、店内で誰が119番をし、誰が胸骨圧迫をし、誰が取りに走るかを決める。10分の下見が、地図のピンを使える備えへ変えます。
よくある質問
Q. 磐田市で24時間使えるAEDはどこにありますか。
磐田市公式一覧では、栄町自転車等駐車場2階入口付近、磐田第一・城山・向陽・神明・南部・福田・竜洋・豊田南・豊岡の各中学校外壁などに24時間利用可能との記載があります。設置位置は施設ごとに違うため、出発前と現地で最新表示を確認します。
Q. 倒れた人を残してAEDを取りに行ってよいですか。
一人しかいない場合は、まず119番通報し、通信指令員の指示に従います。協力者がいれば、具体的に人を指して119番通報とAEDの手配を頼み、胸骨圧迫を始めます。傷病者を一人にして探し回る前に、通報と応援要請を行うことが先です。
Q. AEDマップの情報はどう確かめればよいですか。
磐田市公式の地区別一覧で使用可能時間と具体的な設置位置を確認し、日本救急医療財団の全国AEDマップも補助的に使います。登録更新日が古い地点や、24時間利用可の表示と注記が食い違う地点もあるため、店舗周辺は平時に歩き、入口と案内表示まで確認します。
出典(2026年9月確認)
- 消防庁「令和8年度『救急の日』及び『救急医療週間』」(2026年9月1日発表、2026年9月2日確認)
- 磐田市「AEDの設置状況」(地区別一覧への入口、2026年9月2日確認)
- 磐田市「心肺蘇生法(救命処置)の手順」(2026年9月2日確認)
- 日本救急医療財団「全国AEDマップ」(2026年9月2日確認。民間施設を含む補助検索先)
※設置場所、利用可能時間、入口、休館日は変更される場合があります。本文の24時間地点は、2026年9月2日に磐田市公式の地区別一覧で確認した情報です。全国AEDマップは設置者の登録情報を含み、更新日や注記が地点ごとに違います。緊急時は119番へ通報し、通信指令員とAEDの音声案内に従ってください。
