磐田で、暮らしとまちのこれからを考える個人サイト

ホーム磐田まるごとガイド > 家や土地の売却

住まい・不動産

磐田市の不動産売却と査定の基礎

/磐田市で暮らす大石浩之(大石ひろゆき)が調べてまとめました。

磐田市内で家や土地の不動産売却を考える場面は、住み替えや相続、施設への入居などさまざまです。売却には査定や名義の確認、契約や引き渡しまで複数の手続きが伴い、進め方を知らないまま動き出すと、想定より時間がかかることもあります。初めて売却を考える人ほど、何から手をつければよいか迷いやすい分野でもあります。

このページでは、磐田市で家を売る際に押さえておきたい流れと、査定を受ける前に整理しておきたい点、相続した空き家を売った場合に使える税制優遇の要点を、不動産の現場で相談を受けてきた立場から整理します。制度や税制の詳細は個別の事情で変わるため、実際に動く前に専門家や窓口で確認してください。

不動産売却の早見表

売却の基本的な流れ査定 → 媒介契約 → 販売活動 → 売買契約 → 引き渡しの順に進むのが一般的
査定の主な方法資料をもとに概算を出す机上査定と、現地を確認する訪問査定の2種類
相続した空き家を売る場合の税制優遇被相続人居住用財産の3000万円特別控除(要件を満たす場合、令和9年12月31日までの譲渡が対象)
老朽化した空き家の解体助成磐田市の危険空き家等除却事業費補助金。対象工事費の2分の1以内、上限50万円
空き家バンクの利用不動産事業者が登録した物件情報を市が掲載。売却先の一つの選択肢として検討できる
相談窓口(解体助成・空き家バンク)磐田市建設部建築住宅課住宅管理グループ(電話0538-37-4851、受付は午前8時30分〜午後5時15分)

税制優遇や補助金の要件・金額は個別の事情や年度により変わります。利用前に必ず税務署や磐田市の窓口、不動産事業者に確認してください。

磐田市で不動産の売却を考えるときの流れ

磐田市内で不動産の売却を考えるとき、最初の一歩になるのが査定です。査定額をもとに不動産会社と媒介契約を結び、販売活動を経て買主が見つかれば売買契約、引き渡しへと進みます。住み替えなのか、相続した実家の整理なのか、施設入居のための資金づくりなのかによって、急いで売るべきか時間をかけて相場を待つべきかの判断も変わってきます。売却までにかかる期間は物件や時期によって差があるため、余裕を持ったスケジュールを組んでおくことも大切です。

売却を依頼する不動産会社は1社に限らず、複数社に相談して査定額や対応を比べるのが一般的です。媒介契約には専属専任・専任・一般の3種類があり、他社への重複依頼の可否や販売状況の報告頻度などの条件がそれぞれ異なります。一般媒介は複数社に同時に依頼できる一方、専属専任媒介は依頼先が1社に絞られる代わりに、不動産会社から定期的な報告を受けられるという違いがあります。契約の種類によって進め方が変わるため、依頼する前に違いを確認しておくと安心です。

磐田市で家を売る前に整理しておきたいこと

磐田市で家を売ると決めたら、まず名義を確認する必要があります。親から相続した家で名義変更(相続登記)が済んでいない場合、そのままでは売却の手続きに進めません。名義人が複数いる相続では、誰がどの割合で権利を持つかを先に整理しておくことが欠かせません。遺産分割協議がまとまっていない場合は、相続人全員の合意がないと売却を進められないため、関係者が多いほど早めに話し合いを始めた方が選択肢を残しやすくなります。

認知症などで名義人本人の意思確認が難しい場合、通常の売却手続きは進められず、家庭裁判所を通じた手続きが必要になることがあります。住宅ローンが残っている場合は、売却代金で完済して抵当権を抹消できるかどうかも早い段階で確認しておく必要があります。相続や名義の整理には時間がかかることが多いため、売却を考え始めた時点で早めに専門家へ相談しておくと安心です。老朽化した空き家を解体してから土地を売る場合は、磐田市の危険空き家等除却事業費補助金(対象工事費の2分の1以内、上限50万円)が使えることもあります。

査定を受けるときに知っておきたいこと

査定には、周辺の取引事例などをもとに机上で概算を出す方法と、実際に建物や土地を見てもらう訪問査定があります。訪問査定では建物の状態や日当たり、接道の状況、災害リスクなどが確認され、机上査定より実際の売却価格に近い金額が示されやすくなります。査定額は不動産会社によって差が出ることもあるため、1社だけでなく複数社の査定を比較したうえで依頼先を決めるとよいでしょう。

磐田市内は天竜川や遠州灘に近いエリアもあり、ハザードマップ上の浸水想定区域に含まれるかどうかも査定や買主の判断材料になります。固定資産税評価額など手元にある書類も、売却価格を考えるうえでの参考情報の一つになります。相続した空き家を売る場合は、被相続人居住用財産の3000万円特別控除など税制優遇を使える可能性がありますが、建物の建築年や居住状況、売却時期など細かな要件があるため、査定と同じタイミングで税理士や不動産会社に条件を確認しておくと安心です。

現場メモ:現場で見てきたこと

査定にうかがうと、依頼の入り口は「売りたい」より「まだ話がまとまっていない」ことの方が多い。相続の名義変更が終わっておらず、相続人の一人と連絡が取れないまま何年も放置されていた家もあった。名義人が認知症で意思確認ができず、売却の話を進められなかったこともある。古い家を解体してから売ろうとして見積もりを取ったら、想像より費用がかさみ、補助金の存在を知らないまま諦めかけていた方もいた。査定額の数字より先に、名義と時間の余裕を確認することを、現場ではいつも最初に伝えている。

家族が亡くなったときに、いっしょに調べること

届出と手続きの順番、そのあとに来る家と土地の話。

家をどうするか迷っているときに、いっしょに調べること

空き家、相続した実家、売却、リフォーム、相場の調べ方。

もっと詳しく読む(関連記事)

同じテーマのガイド

磐田まるごとガイド100ページの一覧を見る

このページの出典・確認日

2026年8月12日時点で確認した情報です。制度・料金・日程は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の最新情報をご確認ください。

相談する

読んだあと、誰かに聞きたくなったら

質問

意見・質問を送る

このページの内容へのご指摘、取り上げてほしいテーマもこちらから送れます。

お問い合わせ

人物

書いている人

磐田市で不動産・介護・学習支援の現場に携わってきた人間が書いています。

プロフィールを見る